米Logitechは10月1日 (現地時間)、キースイッチを交換できる有線メカニカル・ゲーミングキーボード「Logitech G PRO X」を発表した。
持ち歩きやすく、マウスを動かせるスペースが広いテンキーレスのメカニカル・ゲーミングキーボード「Logitech G PRO」(キースイッチはRomer-G)と同じデザインで、キーに打鍵感の異なる下の3つのメカニカルスイッチを選択できる。
- GX Blue Clicky (クリッキー): 確かなクリック音とクリック感のあるフィードバック (アクチュエーションポイント: 2.0mm、キーストローク: 3.7mm)
- GX Red Linear (リニア): 静かでスムースなキーストローク (アクチュエーションポイント: 1.9mm、キーストローク: 4.0mm)
- GX Brown Tactile (タクタイル): 優しく適度なクリック感、静かなクリック音 (アクチュエーションポイント: 1.9mm、キーストローク: 4.0mm)
平均押下圧は全て50gf。約1677万色のLEDイルミネーション「LIGHTSYNC RGBライティング」に対応、重要なキーを目立たせたり、チーム共通のライティングを作るなど、「Logitech G Hub」ソフトウェアを用いてカスタマイズできる。
キーキャップとスイッチは付属する引き抜きツールを使って簡単に取り外せる。Logitechの発表や説明には記載されていないが、The VergeによるとCherryのMXキースイッチやMXキーキャップも使用できる。キー配列は標準的。右上にLEDイルミニーションのオン/オフを切り替えるボタンと、ゲーム中に押したくないキーを無効化する「Game Mode」ボタンを備える。
USBケーブルの着脱が可能。USBポートはMicro-USBだが、同梱のケーブルは端子にガイドが付いており、本体側のくぼみに合わせて差し込むことで簡単に安定して接続できる。折りたたみ式のチルトスタンド (2段階)を使って、チルトスタンドを畳んだ状態、小さいスタンド、大きいスタンドの3段階で設置角度を変えられる。
本体サイズは361×153×34ミリ。米国での価格はクリッキー/リニア/タクタイルのいずれかのキースイッチを装備して149.99ドル。92個の交換用キースイッチ・セット「Pro X Switch Kit」が1スタイルあたり49.99ドルとなっている。サポートするPC環境は、Windows (Windows 7以降)、macOS (10.11以降)。