京都鉄道博物館は1日、本館1階の展示車両581系(ゴーパー)・489系(ヨンパー)のどちらかをかつての色にラッピングするキャンペーンの投票結果を発表した。
企画展「列車愛称進化論 ~名前から見る鉄道~」との連動キャンペーンとして、9月1~30日に一般投票を実施。館内投票は1票につき10ポイント、ウェブ投票は1票につき1ポイントでカウントされた。投票結果は581系が1万2,006ポイント、489系が1万4,579ポイントとなり、ラッピングする車両は489系に決定した。
489系(クハ489形1号車)には「白山色」のラッピングが施される。特急「白山」が1989(平成元)年、サービス向上を目的に車内の一部をリニューアルした際、採用された色だという。ラッピング車両は「鉄道の日」の10月14日から公開され、2020年1月31日まで展示予定。10月12・13日のラッピング作業を見学することもできる。
ラッピング期間中、当時走行していたヘッドマーク(愛称)を定期的に入れ替えて展示される。第1期(10月14日から11月5日まで)は「白山」、第2期(11月7日から11月26日まで)は「北越」、第3期(11月28日から12月10日まで)は「スーパー雷鳥」、第4期(12月12日から12月29日まで)は「シュプール」、第5期(来年1月2日から1月25日まで)は「雷鳥」、第6期(1月26日から1月31日まで)は第1期と同様、「白山」のヘッドマークを取り付ける。