マイボイスコムはこのほど、第6回「消費意識に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2019年9月1~5日、有効回答は10~70代の個人10,325人。
1年前と比べた生活全体における支出額の変化を聞くと、支出額が「増えた」が27.7%、「減った」が15.7%、「変わらない」は56.7%。また1年前と比べた収入額の変化については、「増えた」が14.5%、「減った」が25.3%、「変わらない」が60.2%となった。
1年前と比べた購買意欲の変化を尋ねると、「変わらない」が60.2%を占め、次いで「低い」が28.3%、「高い」が11.6%との結果に。年代別にみると、年代が低い層では購買意欲が「高い」人の割合が多い傾向がみられた。
1年前と比べてお金をかけていることがある人は7割弱。かけていることは(複数回答)、「食品・飲料」「旅行、レジャー」「外食、グルメ」が各2割前後で上位に入った。性年代別にみた場合、女性10・20代では「美容、化粧品」、女性30・40代では「子供や孫の教育関係」を挙げる人が多かった。
今年お金をかけるのを我慢していることがある人は7割弱で、過去調査と比べて減少傾向に。我慢していることは(複数回答)、「旅行、レジャー」「外食、グルメ」「衣料品、アクセサリー」が2~3割となった。
今後1年間の購買意欲の変化を問うと、「高くなる」が7.1%、「低くなる」が34.7%、「変わらない」が58.1%。2017年と比べると、低くなると思う人の割合は増加した。
消費税が10%に引き上げられる10月以降、家計の支出を引き締めるか尋ねると、52.7%が「引き締める」と回答し、特に女性10~50代では6割強に上った。一方、「どちらともいえない」は35.9%、「引き締めない」は11.3%となった。