子役の粟野咲莉、お笑いコンビ・ミキの昴生、俳優の泉澤祐希が、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル』(12日21:00~23:10)に出演することが決まった。
3人が登場するエピソードは、中条あやみが主演する「赤い執着」。宮岡真衣(中条)は、半年前に事故で両親を亡くし、幼い妹の彩花(粟野咲莉)と生活していた。生計を立てるため、大学も辞め、休みなく働く真衣は、ある日、仕事からの帰り道で自分の住む団地のエレベーターから出ると、何か気配を感じる。団地の下を見ると、全身真っ赤な女がこちらを見上げているが、同じ団地の住人だろうと思った真衣は、バイト先の居酒屋の常連客・吉岡(昴生)にも笑い話のように話し、普通に生活をしていた。
しかし、徐々に違和感を覚え、吉岡の職場の後輩・大谷(泉澤)から突然「最近、何かおかしなこと、なかったですか?」と聞かれる。そして、この赤い女によって、身の毛もよだつような恐怖が真衣に襲いかかる…。
NHK朝ドラ『なつぞら』で広瀬すずの幼少期“小なつ”などの好演も記憶に新しい粟野は「『ほんとにあった怖い話』は、いつも見ていたので出られることが決まって、すごくうれしかったんですけど、話が怖いので撮影中に本当におばけが出たら嫌だなと思いました(笑)」とコメント。「怖い話は嫌だなと思いながら、怖いもの見たさで最後まで見てしまいます。それで夜、1人でトイレに行けなくなったり、寝る前に思い出して寝られなくなったりします(笑)。でも気になって結局、最後まで見てしまうので、怖い話は好きなのかなって思います!」とやみつきになっているようだ。
フジテレビドラマ初出演となる昴生は「怖い話が大好きで、自分の怖い話とかをしゃべれるのかなと思ったらまさかのドラマ出演! ちょっと驚きでした。亜生が1人で活躍している中、今回のドラマ出演は僕の勢いに火がつきそうな予感がしております(笑)」とニヤリ。ただ、「嫁にドラマの出演が決まったことを言ったら、嫁が月9の主演に決まったくらいの喜び方をしていて、実は“ちょい役”ということを言い出せなかったです…(笑)。家族ともども出演が決まったことを喜んでいます」と明かした。
そして、泉澤は「本当にこの番組を昔からすごく見ているんですよ! いよいよ出られるのかと本当にうれしい気持ちでした」と大喜び。中条について「スタイル抜群ですね! なんていうんでしょう…人なのかな?人か!?って感じですね(笑)。あのスタイルを見ると並びたくないですよね(笑)。顔が小さくて、腰が高くておきれいですよ!」と印象を語っている。
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