スズキは「第46回東京モーターショー2019」(一般公開日:10月25日~11月4日)にパーソナルコンパクトPHEV(プラグインハイブリッド車)「WAKUスポ」を出展する。このクルマは、家族内でシェアして使うことを想定したコンセプトカー。使う人は用途に応じて、ボタン1つでクーペとワゴンに車体を変形させられるという。
完全自動運転EV「ハナレ」も登場!
Aセグメントのコンパクトなボディを特徴とするワクスポには「ワクワクスイッチ」が付いていて、これを押すと車体形状、フロントマスク、インテリア表示が切り替わる。ボディの形状はクーペとワゴンから選べて、スイッチ1つで変形させることが可能だ。スズキは「世代を超えて、日常使いでも趣味使いでも、1台で楽しさ、ワクワクを家族内でシェアリングできる」クルマを目指したそうだ。
今回の東京モーターショーではこのほか、モバイルルーム自動運転車「HANARE」(ハナレ)や軽クロスオーバーワゴン「HUSTLER CONCEPT」(ハスラー コンセプト)といったコンセプトカーや、二輪車などを展示する。今回の展示でスズキは、軽自動車に代表される「小さなクルマ作りで培った技術」により、多くの人に「自由な移動」と「実用だけではない楽しみやワクワク感」を提供することで、社会に貢献し、「大きな未来」を切り拓いていくことを表現したいとしている。