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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー:鈴木 久美子
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、住宅収納スペシャリスト、色彩検定2級。
個人宅の整理収納サポート(お片付け)を中心に、整理収納に関するセミナー講師、Web記事も多数執筆中。「暮らしを整え、人生を豊かにする」Classy Life代表。雑誌のレポーターとしても活動し、生活を楽しくする情報を発信。
子どもがいても、狭いマンションでも、スッキリと美しい暮らしを目指しています。
お部屋でくつろぎたいときにあるとうれしいソファー。この記事では、リクライニングソファーの選び方とおすすめ商品をご紹介。人気ブランドの高級タイプからリーズナブルなものまで紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
リクライニングソファの選び方
それでは、リクライニングソファの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】使用人数
【2】リクライニングの方法
【3】サイズ
【4】張地の素材
【5】その他の機能
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使用人数をチェック
リクライニングソファには、自分だけが使う一人掛けから二人掛けや三人掛けなどのファミリータイプもあります。
▼自分だけのスペースに!「一人掛けソファ」
一人掛けソファは、自分だけのリラックスタイムを過ごすのにぴったりです。自分だけの好きな角度にリクライニングできるので、リクライニングソファのよさが存分に発揮されます。
全身を預けたいのであれば、頭までしっかり支えてくれるハイバックタイプを、足を伸ばしてゆったりくつろぎたいならフットレスト機能がついたものを選ぶとよいでしょう。
コンパクトなタイプであれば一人暮らしの部屋にも無理なく置けますよ。
▼家族でくつろぐなら「二人掛け・三人掛けソファ」
家族でくつろぐのであれば、2~3人がゆったりと座れるものがぴったりです。背もたれがつながっているタイプと、背もたれが分かれているタイプがあります。ソファベッドとして利用するのでなければ、それぞれ好きな角度にリクライニングできる背もたれが分かれたタイプを選ぶとよいでしょう。
三人掛けのソファのなかには、背もたれを前に倒すとサイドテーブルとして使える商品もあります。自分がどんなシーンでどのように使いたいのかも考えて選んでみてください。
【2】リクライニングの方法をチェック
リクライニングの方法は、電動タイプと手動タイプがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。
▼誰でもかんたんに操作できる「電動タイプ」
ボタンひとつでかんたんにリクライニングできるのが、電動タイプの魅力です。リクライニングさせるのに力が要らないので、力が弱い人でもらくにリクライニングさせられます。電動タイプのなかには、角度を無段階に調整できるものも多いです。
一方で、電源を確保する必要があるため、置き場所が限られてしまったり、場合によっては延長コードの購入や配線工事が必要なこともあります。
▼種類豊富で値段も安い「手動タイプ」
手動タイプの魅力は、その種類の豊富さです。価格も高すぎず、さまざまな商品のなかから自分の部屋に合ったものを選べます。電源も必要なく、電動タイプよりも軽いものがほとんどです。
手動タイプのリクライニング方法は、大きくふたつに分けられます。座面の横にあるレバーを引いてリクライニングさせるものと、座椅子のようにカチカチと背もたれを動かしてリクライニングさせるものがあるので、購入する際はリクライニング方式にも注目してみましょう。
【3】サイズをチェック
家具を選ぶ際には必ずサイズの確認が必要ですが、リクライニングソファは設置スペースだけでなく、リクライニングさせる際のスぺースの確認も必要です。壁際に寄せてソファを設置したら、リクライニングできない……ということにならないよう、背もたれを倒すとどれくらいのスペースが必要なのかをしっかりと確認しましょう。
また、頭をしっかりと支えてくれるハイバックタイプは、部屋に置いた際の圧迫感もあります。くつろぎを重視する方ならハイバックをおすすめしますが、部屋を広く見せたい方には背もたれが低めのものをおすすめします。
【4】張地の素材をチェック
ソファの生地もお部屋の印象を左右する大きなポイントです。主な生地の素材には、布(ファブリック)、革、合成皮革がありますが、それぞれ特徴が異なりますので、簡単にみておきましょう。
▼オーソドックスな「布(ファブリック)」
ソファの生地素材として、一番ポピュラーで人気があります。手頃な価格のものが多く、やさしい肌触りが特徴。季節を問わず年間を通じて快適に使うことができます。
▼高級感のある「本革」
耐久性と高級感があり、使い込むほどに味わいが深まるところが魅力です。自然素材なので日常からお手入れが必要となります。また、そのほかの素材に比べて購入価格が高いのが特徴です。
▼お手入れもしやすい「合成皮革」
本革の質感を模倣した樹脂繊維を使った生地です。革のような質感でありながら価格が安く手に入れやすいのが魅力です。水濡れや汚れに強いのが特徴。メンテナンスもかんたんです。本革製ほど耐久性が高くないので、本革製よりも買い替え時期は早まります。
【5】その他の機能をチェック
リクライニングソファには、快適にくつろげるさまざまな機能があります。
▼ヘッドレストやフットレストがあると思い切りリラックスできる
リクライニングをするだけでもかなり快適ですが、最近のソファには、いろいろな快適機能が備わっています。代表的なものが、首や肩の負担を和らげるヘッドレスト、肘や腕がおけるアームレスト、足元を持ち上げて脚全体を休ませるフットレストです。かなり細かく角度調整ができるものもあるので、存分にくつろぎたいという方は、これらの快適機能がついているかを確認しましょう。
▼ソファベッドなら来客などにも対応できる
リクライニングソファには、全面がフラットな状態になるまでリクライニングできるソファベッドタイプもあります。ソファベッドなら一人暮らしでお部屋のスペースが広くない方でもソファとベッドを兼用で使えますし、来客用の臨時ベッドとしても使えて便利です。
ソファからベッドへの変更方法は商品ごとに異なり、ソファ時の大きさも変わってきます。かならずソファ時のサイズとベッド時のサイズを確認するようにしましょう。
▼背もたれ以外のパーツのリクライニングもチェック
背もたれ以外のパーツがリクライニングできるかどうかも忘れずにチェックしましょう。背もたれ以外のパーツもリクライニングできるソファは、自分の体に合わせてリクライニングできるので、フィット感があります。
なかには足元のリクライニング機能があるものや、サイド部分のリクライニングができるものもあるので、チェックしてみましょう。体全体をソファに預けてゆったりとくつろぎたい人にぴったりです。
▼ローソファや脚を外せるタイプは部屋が広く感じられる
ローソファは、座る高さが低いので上部の空間が開放的に感じられるのがメリットです。部屋を広く見せたいという方はロータイプを検討してもよいでしょう。
なお通常の脚付きソファの中には、脚を外してローソファとして使えるものがあります。インテリアによって気分を変えていきたい方は、脚付きのソファでロータイプにも使えるものを検討しましょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
暮らしの中心にあり、ゆったりとくつろぐことができるソファ。なかでもリクライニングソファは、自分好みの角度に調節できたり、フットレストが出てきたりと、より快適に過ごせる機能がついています。
とはいえ、ソファ自体が快適でも、大きすぎて部屋が狭くなってしまうのも困りものです。スペースに合わせて、理想のリクライニングソファを選びましょう。