『FIVBワールドカップバレーボール2019』(フジテレビ系で中継)スペシャルサポーターを務めるアイドルグループ・ジャニーズWESTの重岡大毅と藤井流星が30日、大阪・カンテレ本社で行われた会見に出席し、大会の興奮を振り返った。

  • ジャニーズWESTの重岡大毅(左)と藤井流星

前日まで行われていた女子大会の最終戦で、スペシャルサポーターとして熱い声援を送っていただけに、いまだ興奮が冷めやらないといった様子の2人。司会の高橋真理恵アナウンサーから「ワールドカップバレーの開幕からこれまでの試合を振り返ってみていかがですか?」と感想を求められると、重岡は「あっという間やったな~。日本の粘りのバレーが光っていましたね。最初は苦しいところもあったけど、大阪のラウンドの3連勝はすごかった! 今回は本当に熱い戦いでした!」と熱いコメントで返し、藤井も「最初はバレーの知識があまりなかったけど、試合のルールなどをいろいろ解説者の方々に教えてもらったら、やっぱり細かいルールを知って見た方がおもしろいってすごく思いました」と振り返った。

特に印象に残っている試合について、藤井は「世界1位のセルビア戦。強豪相手に負ける可能性もある中、先取されたところからのフルセットでの勝利! 僕は会場にいたんですけど、その試合が一番、会場の熱気が高かったし、僕らもテンションが一番上がりました!」と大興奮。

すると、別の仕事でその試合を観れなかった重岡は「マジ、生で見たかった~!」と悔しい思いをぶちまけながら、「会場の皆さんが一緒だからこそ、ボルテージが上がるし、選手の皆さんも会場の応援が力になるって言ってくれているから、生で観るってやっぱりすごいんやなって。僕らもセットの合間に、コートに入って応援もさせてもらったけど、こんなに声って聞こえるんやって、肌で感じました」と会場の熱気を体感した様子だ。

また、副音声の「LIVE!バレチャンWEST」では、ジャニーズWESTのメンバーが熱戦の模様を生実況し、話題となっているが、藤井は「後半、接戦になると、『いけ~!』とか『頑張れ~!』とかしか言えなくなって(笑)。もう、テレビの前で観ている感覚ですよ。チームの結束力を見ていたら、こっちも感情移入して熱くなるし、すごく楽しいです!」と感想。重岡は「代表チームがすごくいい試合をしてくれるから、僕らも熱くなれる。終わってからもバレーの話ばかりしてますもんね。明日はどんなスタメンなんやろって」と、メンバー間でもバレーの話題で持ち切りのようだ。

大会テーマソング「Big Shot!!」でも、選手にエールを送っているジャニーズWEST。藤井は「日本の選手が控えているところで、みんな人差し指を出して『Big Shot!!』ってやってくれていたんですけど、女子大会の最終戦では、僕らの方を向いてやってくれたんです。『Big Shot!!』が選手たちの背中を後押しして、力になれていたのかなと思うとうれしいですね」と感激。重岡も「合言葉みたいになってましたね」と感激もひとしおだ。

実は、海外選手にも反響があるそうで「振り付けを覚えてくれていたり、入場前に踊ってくれていたりして、僕らのテンションもめちゃくちゃ上がります。海外の選手から、僕ら、“ビッグショットボーイズ”って呼ばれているみたいなんですよ」と藤井が明かすと、重岡も「バレーボールの会場ってまさにエンタテインメント! DJの方がいたり、ビッグバルーンがあったり、スパイクが決まるたびに音楽が流れたり。ライブみたいな魅力がありますね」と笑顔を見せた。

そして、あす10月1日から開幕する男子大会の注目ポイントについて、藤井は「日本の逸材といわれている、大エース・石川祐希選手の活躍に期待しています。あと、19歳の西田有志選手は今回スターになるんじゃないかと言われているので、Wで活躍するこの2選手が楽しみですね!」と話し、重岡も「とにかく、迫力が違うって言われているので、男子大会を早く体感したいですね。うちのメンバーの桐山(照史)がよく言っているんですが、大会サポーターってだいたいデビューと同時にやらせてもらうことが多いんですけど、僕らはデビューして5年が経っているので、選手と年齢層がとても近いんです。すごく距離感が近いから、感情移入しちゃうんですよ。男子バレーの歴史とか魅力をいろいろ勉強して、副音声でもそれをしゃべっていきたいので、今から楽しみ満点です!」と期待を膨らませた。

また、スペシャルサポーターとなって良かったことを聞かれると、「バレーの知識がめちゃめちゃ増えたこと」だという2人。藤井が「周りにも言いたくなるよね。“パンケーキ”っていう、手の甲で地面すれすれのレシーブをする専門用語があるんですけど、覚えた瞬間、みんなやたら言ったりしてね。あたかも前から知っててるみたいに、友達にも言っちゃうよね(笑)」と話すと、重岡も「ラリーがめっちゃ続いたときに、解説の山本さんが『ラリーはね、打たない勇気なんだよ』って言っていて。僕、裏(副音声)ではそれをめちゃくちゃ言っています(笑)」と副音声の裏側をちらりと覗かせた。

さらに、重岡が「バレーを好きになったっていうのも大きいですね。なんで、もっと前から見てなかったんやろって、悔しくなるぐらいおもしろい!」と自身の変化を語ると、「もっと知識があって、前から見てたら、もっともっと楽しかったんやろなって。ドラゴンボールを見たことない人に、『お前、ドラゴンボール見てへんの? 人生、損してんで!』って言われるくらい、バレーボールって楽しいです!」と藤井もすっかりとりこになったようだ。

ジャニーズWESTのメンバーの絆も深まったようで、重岡が「男同士なので、普段あんまり肩に触ったりとかってないけど、試合中、気付いたら肩組んで『うぉー!』みたいな(笑)。ハイタッチしちゃったりとかして、メンバーの絆を縮めてくれますね」と話すと、藤井も「本当にスペシャルサポーターになれて良かったなって、楽屋でよく話しているんです。バレーボールは見ているこっちも仲良くなれるし、家族みんなで見るとすごく良いと思います!!」とオススメポイントを込めて熱烈アピールした。