俳優の高杉真宙が29日、都内で『高杉真宙 10thメモリアルカレンダー』(10月3日発売 3,456円税込 発売元:KADOKAWA)の発売記念イベントを開催した。

高杉真宙

同カレンダーは、芸能活動10周年という記念すべきタイミングだからこそ実現したスペシャルなアイテムで、衣装、撮影場所、コンセプトから、使用写真のセレクトまで、高杉が"いま"の自分と思いを表現したいとセルフプロデュース。さらに12ヶ月のカレンダーではなく「たくさんの写真を見てほしい」と自らセレクトしたお気に入りの写真を64枚も詰め込んだ週替わりの豪華仕様となっている。

そんな同カレンダーについて高杉は「"こんなに絡んでいいのかな"と思うくらい、最初から最後までガッツリ関わらせていただいて、皆さんといい作品を作れたらいいなと思ってやらせていただきました。高杉真宙が強いものになっていますね」と紹介し、セルフプロデュースを行っての感想を聞かれると「撮影場所を決めないといけないときに、僕はあまりにも部屋から出ないので、毎回『秋葉原』としか答えられなくて、今回も秋葉原に出陣したのは印象的ですね(笑)」と答えた。

お気に入りには、そんな秋葉原の横断歩道で撮影したカットを挙げ「秋葉原の好きなところは、みんなが好きなものに集中しているところなんですよ。その中で写真を撮られていることに違和感があって、それが写真でもすごく表れていて、衣装とか光を使って浮いているように見せていただいているんですけど、CGのような写真になっていて面白いなと思いました」と声を弾ませた。

また、プライベートでも秋葉原に行くそうで「俳優と言ったら表参道というイメージが…」と声を掛けられると、「割合でいうと表参道は完全に少ないと思います」とキッパリと答え、「僕はマンガ、アニメ、ゲームが好きなんですけど、それ関連で行ったり、街にいる人や雰囲気が好きなんですよね」とニッコリ。秋葉原で声を掛けられた経験については「一切ないですね(笑)。みんな自分の好きなものに集中していますし、(撮影で着たような)きれいな格好で行ったりもしないので。寝癖隠しで帽子を被るくらいですね」と明かした。

さらに、同カレンダーをどんな人に見てほしいか尋ねられると「毎日僕を見てくれる人、見て嫌にならない人だったらいいですね(笑)。僕もいただいたんですけど、毎日自分の顔を見るのは恥ずかしいので、そうじゃない人に見ていただきたいですね」とアピールし、どこに飾ってほしいかとの問いには「せっかく週替わりですし、毎週替えていただきたいので、よくいる場所においていただきたいですね。卓上にもなるので」と語った。

デビューして10年を振り返っての感想を求められた高杉は「長かったですし、濃かったです。まだ10年しか経ってなんだって思ったりしますね。10年前も必死だったので、今も昔もそこに関しては変わらない感じがしますね。ずっと必死な感じがします」と感慨深げに語り、今度の目標については「気持ちでもっと大人っぽくなりたいと思いますね。23歳という歳で10年目というのは数でしかないなと思うので、その分、心の中で成長できたらいいなと思いますし、渋いかっこいい大人になりたいですね(笑)」と吐露。

プライベートでの目標も尋ねられると「秋葉原以外を提供したいです(笑)。外に出ようっていつも思うんですけど、自分の求めているものが部屋の中にたくさんあるんですよね。そこで完結されているので、部屋以外のもので見つけたいなと思いますね。そこ以外を見つけないともったいないなと思うんですけど、惹かれるのは部屋なので、外に出て行きたいなと思いますね、低い目標ですね(笑)」と脱引きこもり宣言をした。