俳優の阿部寛、吉田羊、稲森いずみ、深川麻衣、塚本高史が27日、都内で開催された連続ドラマ『まだ結婚できない男』(カンテレ・フジテレビ系)制作発表に出席。阿部はかつて「一人フレンチ」を経験したこと、そして「インド映画でダンスしまくりっていうのが最終目標」と壮大な野望を明かして共演者を笑わせた。
本作は、2006年に放送された『結婚できない男』の続編。50歳を過ぎても独身生活を謳歌していた桑野伸介(阿部)が、弁護士の吉山まどか(吉田)、カフェの雇われ店長・岡野有希江(稲森)、謎めいた隣人の・戸波早紀(深川)、建築設計事務所の共同経営者となった村上英治(塚本)らと織りなす人間模様をコミカルに描く。
前作で桑野が実践したことで世に浸透した「一人○○」について、阿部は「一人焼肉でも、一人カラオケでも、なんでも、皆さんが楽しめる範囲が広がったということは本当に光栄だと思っています」とコメント。自身の一人○○の思い出に話が及ぶと「昔、一人フレンチに行ったことがあるんですよ。コースでしたね」と告白し「乃木坂に住んでいたことがあって、定食屋ってあまりなかったんですよ、当時。どうしようかなと思って、一人でフレンチを頼んだら、入り口のすぐ横に席を取られて(笑)」と自嘲気味に明かして会場を沸かせた。
また、タイトルにちなんで「自分がまだできないもの」を聞かれた阿部は「ダンスができないんですよ。ずっと憧れているんです。20代の時に、ディスコで踊って女の子をナンパするという役があったときに、ナンパできるのにダンスが踊れなかった。棒みたいになってて(笑)」と自虐。「何度かダンス教室に通ったんですけど、挫けて。自分の中で、インド映画に出て、ダンスしまくりっていうのが最終目標なので、早くやらないともう動けなくなる」と壮大な野望を明かして、吉田や稲森を笑わせていた。