「自炊はお金や健康面で良いこと」と理解していても、経験が浅い人はなかなか踏み出せません。でも安心してください。みんな、人に言えない低レベル失敗を繰り返してうまくなるんです! 今回はその失敗にフィーチャー。クスッと笑って上達の糧にしましょう。
読者の半数近くが自炊で大失敗
働き盛りのビジネスパーソンの中には「ほぼ外食やコンビニ」という方もいるかもしれません。とはいえ、一度ぐらいは料理(自炊)チャレンジの経験はあるはず。
マイナビニュース読者に「大失敗料理! ~自炊あるあると、衝撃エピソード~」について聞いてみました。
※調査期間:8月19~20日、マイナビニュース会員の男女1,002人対象
「自炊する際、大失敗をしたことはありますか?」との質問に、「はい」(483名)、「いいえ」(519名)という結果でした。
続けて、「何に失敗しましたか?(複数回答可)」と尋ねると、「調理」(309名)、「調味料」(153名)、「材料」(49名)、「盛り付け」(29名)、「その他」(24名)となっています。
やはり調理の失敗がみなさん多いのですね。それでは本番。抱腹絶倒の失敗エピソードを見ていきましょう。
砂糖と塩の取り違えはよくある
「砂糖と塩を間違えた」(30代男性)は、熟練者でもときどきやらかすものです。見た目が白く、サラサラで似ているのが悪いんだ! と責任転嫁し、気を取り直して楽しい料理生活を続けましょう。
その他、「乾麺を水からゆでた」(60代男性)というものが。グズグズになって、これは地獄。麺は沸騰した湯に入れましょう。ちなみに、パスタはゆでる前に水に浸しておくとゆで時間短縮できます(通称、水漬けパスタ)。
「風邪で鼻が詰まってにおいが分からず、『砂糖+醤油』のつもりで『塩+ソース』」(50代男性)、「調味料のフタが取れ、一瓶丸ごと!」(40代男性)あたりは回避しようがありませんね。懲りずに頑張ってください。
レンジで爆発や焼き魚の炭化は多い
「生卵がレンジの中で爆発」(20代男性)は、失敗料理の鉄板ネタ。「レンジで銀杏を加熱したら爆発」(60代女性)にもお気を付けください。卵(中身が皮に覆われている)、銀杏(実が殻に覆われている)の他、ソーセージなどの「皮や膜」のある食材は、丸ごとレンチンNGです。
「魚を焼いていることを忘れて、炭くずにしてしまった」(40代男性)という焦げトラブル。初心者のうちは「常に弱火」で失敗は回避できます。弱火で様子を見ながらじっくりやれば、「あめ色玉ねぎに挑戦したが、失敗して真っ黒焦げ」(40代男性)も防げます。
それから、鍋などの調理道具の扱いにも要注意。「お湯を沸騰させっぱなしにして、鍋を焦がした」(40代男性)という惨事の報告も。
また、「レンジにプラスチック容器を入れたら、容器が変形」(40代女性)、「フライパンを濡らしたふきんの上で冷ましていたら、隣のビニール袋がフライパンの側面に張り付いた」(40代女性)など、調理器具やその周りにも気を付けて。
調理器具は取説を読む、キッチンに余計なものを置かず整理整頓を心がけるなどしましょう。
インスタント麺の失敗は悲しみが大きい
「インスタント焼きそばを作っていて、湯切り時に麺もシンクにぶちまけた」(50代男性)、「オムレツを作ろうとフライパンを振ったがうまくいかず、強めに振ったら天井に……」(50代女性)などは、空腹時は超ツライ。
「カップ焼きそばで、かやくと粉末ソース同時に入れて、気づかずにお湯を……」(40代男性)も悲しい。ウマウマソース流出事故で味なし焼きそば、食べたことある方いますよね?
さらに、「レンジ調理の取り忘れ」(60代女性)などの報告もあり、せっかく作った料理にありつけない方、少なくないようです。
カレーの寝かし過ぎは要注意
「おでんにイカの刺身を入れたらとても小さくなった」(50代男性)は、哀愁しかない。イカは縮みやすいので、加熱前に切り込みを入れれば良いです。「まだ大丈夫と思っていたカレーにカビが発生」(50代女性)も怖い。寝かせて傷む前に、新鮮なうちに食べることをお勧めします。
「鍋がひっくり返ってやけどをした」(30代男性)、「火をつけたまま寝てしまい、土鍋を空焚きし割ってしまった」(60代男性)など、火の扱いには超ご用心!
料理で失敗するパターンを幾つか紹介しました。これから料理を始めたいという人は、先輩たちの失敗パターンを踏まえて、自分の調理に生かしてみては?