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【この記事のエキスパート】
家事ライター&編集者/暮らしのチームクレア:藤原 寿子

家事ライター&編集者/暮らしのチームクレア:藤原 寿子

編集プロダクション有限会社クレア代表であり、快適で楽しい家事、ストレスレスなライフスタイルを追求するライターチーム「クレア」の代表。
料理、掃除、洗濯、収納、修繕のほか、育児、お付合い、家計管理から家庭の防災、家電情報まで。生活に役立つ幅広い分野の情報を収集研究しています。

チームクレアでの編集・制作書に『ラクラク楽しい 家事の基本大事典』(2012年版/成美堂出版)ほか。


揚げ物を作った後に待っている面倒な使った油の処理。油の温度や量にあった油処理剤を使えば、やけどやこびりつきの心配なく、簡単・お手軽に使用済みの油を片づけられます。この記事では、油処理剤の選び方とおすすめ商品を紹介します。

処理する油の温度や量などに注目!
油処理剤の選び方

家事ライター・藤原寿子さんに、油処理剤を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。専門家のアドバイスを参考にして、どんな場合にどんな油処理剤を使えばいいのか、しっかり押さえておいてください。ポイントは下記の3つ。

【1】処理するときの油の温度
【2】処理する油の量
【3】エコな視点を忘れず材料もチェック

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】処理するときの油の温度で選ぶ

出典:Amazon

唐ゴマの種から抽出したヒマシ油でつくたれた「固めるタイプ」の油処理剤。分量を守ってしっかり混ぜることで油が固まります。

【エキスパートのコメント】

調理後すぐ、油が熱いうちに片づけたい場合は「固めるタイプ」を選びます。高温の間に処理剤を投入すると油はやがてゼリー状に。固めた油は処分するのもかんたんです。高温の油に処理剤を投入するのに抵抗がある場合や、何回分かの油をまとめて処分する場合など、冷たい油の処理には「吸わせるタイプ」を選びます。冷めた油の処理なら危険性も低く安心です。

処理剤を使わず熱い油をボロ布などに染み込ませて捨てると、しばらくたってから発火することがありとても危険。熱い油を処理する場合は必ず「固めるタイプ」を使います。

また、冷えた油を再加熱して「固めるタイプ」を使う場合、油を火にかけたことをうっかり忘れがちです。油を加熱するときにはその場を離れないという意識を絶対に忘れないで。まず最初に「固めるタイプ」を投入してから火をつけ、その場を離れずにかき混ぜながら加熱、処理剤が溶けたらすぐに火を止めるというやり方が安全です。

【2】処理する油の量で選ぶ

出典:Amazon

大量の油にも対応できる大袋入りの油処理剤。油の量に応じて柔軟に使用量を変えられるためコストパフォーマンスもバツグンです。

【エキスパートのコメント】

「吸わせる」タイプには、100mlほど吸収できるパッドを油の量に応じて複数枚使うもの、そのままポイできる500mlの吸収剤入り紙袋に流し込むものなどがあります。

「固める」の小分けタイプ一袋で処理できるのは600mlくらいまでで、それ以上処理する場合は大袋入りがおすすめです。固まるまで20~50分かかりますが、天かすなど油に残った固形物も一緒にスルッと処理できます。

「吸わせる」タイプはそれほど時間はかかりませんが、残った天かすなどをふき取るのが少し手間かもしれません。また、油を含んだパッドを捨てるための袋を別途用意する必要があります。

【3】エコな視点を忘れず材料もチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

「混ぜたのち排水溝に流せる」「処理後の液を流すことで排水パイプが洗浄される」などとうたった商品も見られますが、国民生活センターはこうした商品に注意するよう呼びかけています。

捨てる場合は、安全な状態で、ごみとして廃棄するのが最低限のマナーです。「固める」タイプで固めた油も、使用後の「吸わせる」タイプも、再利用のビニール袋や紙袋などに入れてから、生ごみと一緒に廃棄を。天然植物成分100%の「固める」タイプ、再生パルプ使用の「吸わせる」タイプなど、環境に配慮した材料を使用しているかもチェックしたいところです。お子さんと一緒にエコを考えるきっかけにもなる、せっけん作りのキットもおもしろい存在です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)