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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー、クリンネスト:小林 尚子

整理収納アドバイザー、クリンネスト:小林 尚子

整理収納アドバイザー、クリンネスト、最強ムジラーとして、TV出演、ラジオ出演、執筆、企業商品開発、WEBライター、ESSE プラチナレポーターとして活動。
著書『とことん使える!無印良品』(講談社)
出演TV「スッキリ!」「コゴスマ」「ヒルナンデス」「ビビット」「ほんわかテレビ」


ワンルームの賃貸アパートなど、限られた空間を有効活用できる収納付きベッド。跳ね上げ式やチェスト式などさまざまなタイプがあります。本記事では、収納ベッドの選び方とおすすめ商品を紹介。一人暮らしにぴったりの商品や人気メーカーの商品、ダブル・セミダブルなど厳選しました。

収納ベッドの魅力

出典:Amazon

収納ベッドは寝床の下に収納を備えたベッドのこと。

その最大のメリットは、お部屋のスペースを有効活用できることです。ベッドはお部屋のスぺ―スに占める割合が一番大きな家具。収納付きベッドなら、チェストやタンスを追加することなく大容量の収納を手に入れることができます。

大きなメリットがある一方で、収納付きベッドは、構造上通気性があまりよくないため、カビ対策は必須といえること、ベッド下が収納スペースになり寝床面が通常より高めになっているので、部屋を狭く見せてしまうことなどかデメリットと言えるでしょう。

収納ベッドの選び方

それでは、収納ベッドの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。

【1】タイプ
【2】ヘッドボードの収納力
【3】通気性
【4】内寸・容量
【5】組み立ての難易度

上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】タイプをチェック

収納付きベッドを選ぶうえでは、まず何よりも収納したいものが収納できるスペースがあるかを確認しなければいけません、また収納できたけれどしまいづらいとか取り出しづらいでは、使い勝手の面で上手くありません。ということで、まずは収納付きベッドのタイプを見ていきましょう。

スタンダードタイプ

出典:楽天市場

収納量の面でもっともスタンダードなのが、ベッドの下に大きめな引き出しが2つほどついているタイプで、ベッドの床面積の大体1/2~1/3ほどのスペースが収納スペースになっています。

収納付きベッドの中では、このタイプが種類も豊富で、自分好みのインテリアにあうベッドを見つけやすいでしょう。

チェストタイプ

出典:Amazon

ベッド下にチェストが備えられているのがチェストタイプで、引き出しの数は4~6つほどまで増えてきます。

引き出しの数が増える分、スタンダードタイプに比べて大きな収納量が確保できること、ほこりが入りづらいことなどがメリットです。ただし、その分ベッド高が高くなる傾向にあることを覚えておきましょう。

跳ね上げ式タイプ(床板下前面収納タイプ)

出典:Amazon

ベッドの床板全面を上に跳ね上げられるのが跳ね上げタイプで、床板下のスペースすべてが収納スペースになっています。

チェストタイプに並んで収納量が確保されています。チェストタイプと違うのは、引き出しには入らない大きなものでも入れられるところ。季節によって使わない布団や旅行用のスーツケースなど、日頃の収納に頭を悩ます大型のものを収納できるのがメリットです。ガス圧をつかって床板を跳ね上げるので、見た目よりラクに開け閉めできます。

【2】ヘッドボードの収納力をチェック

ヘッドボードとは、寝たときの頭上にあるベッドフレーム部分のこと。ヘッドボードの収納も大切なチェックポイントです。ヘッドボードの収納タイプは、棚付きタイプとラック付きタイプに分かれますので、特徴を紹介していきます。

棚付きタイプ

出典:Amazon

ヘッドボードにスマホや目覚まし時計などを置ける棚があるタイプ。

ベッドに寝ながら手が届くのであるかないかでは大きく使い勝手が変わってきます。置きたいものをイメージして必要な棚の幅を決めていきましょう。またスマホを充電できるコンセントがあるとなお便利です。

ラック付きタイプ

出典:楽天市場

ヘッドボードの側面やヘッドボードの外側が収納ラックになっているタイプ。ヘッドボードの収納力を上げると必然的にラック部分の幅や奥行きが長くなるので、ベッド全体のサイズが大きくなります。なのでベッドを置くスペースの大きさに合わせて収納力を選んでください。

なお、ヘッドボードの外側にラック取り出し口があるタイプの場合、壁側にベッドをぴったり寄せることができなくなります。それだけベッドを置くスペースが必要になることを覚えておきましょう。

【3】通気性をチェック

出典:Amazon

ベッドはそもそも寝汗などで湿気がたまりやすく、ベッドの床下が一番たまりやすい場所といえます。せっかく収納できたのに湿気によってカビが生えてしまっては元も子もありませんので、通気性の良いものを選ぶようにしましょう。

床板がすのこのタイプは、湿気が収納スペースにおりやすいので、まめな換気や市販の湿気とリなどを併用してしっかり湿気対策をしましょう。また今回紹介していますが、畳ベッドのように、吸湿性のある素材が使われているものを選ぶのもひとつでしょう。

【4】内寸・容量をチェック

出典:Yahoo!ショッピング

ベッドを置く場所によりますが、引き出しの開閉方向も事前の確認が必要です。収納ベッドの場合はベッド下の収納を左右どちらに引き出すタイプなのか、そのスペースも必要になります。引き出しの奥行きぶんの余裕があるのかもチェックしましょう。

また、使い勝手を考慮するなら、収納したいものを具体的にイメージして、必要な引き出しの深さも確認しましょう。加えて複数ある引き出しの容量の組み合わせも確認しておくとよいでしょう。

【5】組み立ての難易度をチェック

出典:Amazon

商品ごとに組み立ての難易度が異なります。ネットで購入するベッドは、送られてきたパーツを自宅で組み立てる完全組立品タイプ、引き出し部分などが完成した形で送られてくる半完成品タイプに分けられます。組み立ては安全性にもつながるため、組み立てに自信がない方は、組み立てサービスがあるかないかを確認するようにしましょう。

またBOX構造になっているものも組み立てが比較的ラクです。BOX構造とは、引き出しとフレームが一体となった構造、つまりチェスト部分が完成品の状態になっているもののことです。チェストの組み立てが不要なので、ベッド全体の組み立てがその分ラクになるだけでなく、強度もあってホコリの侵入も防げますよ。

なお、跳ね上げ式タイプは、業者による組み立てが必要になります。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)