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【この記事のエキスパート】
カージャーナリスト:松村 透

カージャーナリスト:松村 透

輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。

その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。

また、輸入車専門の自動車メディア・カレントライフの編集長を務める。現在の愛車は、2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーランと1970年式の古いドイツ車。妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。


事故やトラブルに巻き込まれた際、証拠としてその価値が認められつつあるドライブレコーダーの記録映像。本記事では、高画質・前後左右360°撮影可能なものなど国産のドライブレコーダー(前後)の選び方とおすすめをご紹介します。

ドライブレコーダー(前後)の形状

ドライブレコーダーの形状は、一体型・分離型・ミラー型がおもな種類となります。

一体型

出典:Amazon

一体型は、レコーダー本体とカメラがいっしょになっており、背面にモニターがついているモデルです。比較的安価に購入できるのがメリットです。

分離型

出典:Amazon

分離型は、カメラとレコーダー本体が分かれているタイプです。フロントカメラとバックカメラがついており、追突事故やあおり運転の際に便利です。

ミラー型

出典:Amazon

ミラー型は、ルームミラーに取り付けるタイプ。ダッシュボードやフロントガラスに取り付けたくない場合に最適です。

ドライブレコーダー(前後)の選び方

それでは、ドライブレコーダー(前後)の基本的な選び方を見ていきましょう。

【1】画質
【2】撮影範囲
【3】フレームレート
【4】エンジン連動機能の有無
【5】その他の便利機能

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】画質をチェック

【エキスパートのコメント】

ナンバープレートや交差点の地名が識別できるものを

デジカメやスマホのカメラ同様、ドライブレコーダーこそ画質にはこだわってください。

事故やトラブル・何かしら衝撃があった際に記録できたとしても、相手のクルマのナンバープレートや交差点の地名などがしっかりと判別できずに後悔なんてことも。鮮明に撮影できていなければ高いお金を払ってまで取りつけた意味がないからです。

画質のひとつの目安として、最低ラインは画素数が200万画素以上、フルHD(1,920×1,080)、可能ならWQHD(2,560×1,440)を選ぶようにしてください。

【2】撮影範囲をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

水平画角108°以上をひとつの目安にして

カメラのレンズ同様、ドライブレコーダーにも「画角」があります。

正確には「水平画角」「垂直画角」「対角画角」の3つがあり、このなかでもっとも重視すべきなのは「水平画角」といわれています。画角の外でトラブルが起こっても録画できない場合があるので注意が必要です。

具体的には水平画角108°以上がひとつの目安となります。

【3】フレームレートをチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

フレームレートの最低ラインは1秒間に30コマ前後

最近、LED信号機が普及しつつあります。従来のものに比べて角張った薄型タイプの信号機です。

ドライブレコーダーが撮影するわずかな周期のタイミング(コマ数)と、LEDの点灯する間隔が一致してしまうと、信号機の表示が判別できないことがあります。

そこで、ドライブレコーダー選びの際に重視すべきポイントのひとつが「フレームレート」。1秒間のあいだにより細かく撮影できるものを選んでください。最低ラインは1秒間に30コマ前後です。

【4】エンジン連動機能の有無をチェック

ドライブレコーダーがエンジンと連動していると、本体電源のオン・オフを忘れることがなく便利です。エンジンをかければドライブレコーダーは動きはじめるので、事故やトラブルの際に、電源オフによる記録ミスがありません。

また、エンジンを止めればドライブレコーダーも停止するので、バッテリーの無駄使いも防げます。連動の有無もチェックして、気軽にドライブレコーダーを使ってみてください。

【5】その他の便利機能をチェック

上記で紹介した選ぶポイント以外にも、大切な機能はいくつかあります。ここでは、あるとより嬉しい機能についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。

白飛びや黒つぶれをおさえるHDR/WDR対応

【エキスパートのコメント】

逆光の撮影に強いHDR、暗がりの撮影に強いWDR

昼夜はもちろんのこと、逆光、トンネル内、悪天候時……。いかなるときでも、相手のクルマのナンバープレートや交差点の地名などの必要な情報を記録する必要があります。そんなときに頼りになるのがHDR/WDR。

HDR機能とは夜間などの暗い場所や逆光で光が飛んでいる状態でもきれいに撮影してくれる機能であり、WDRは暗がりのなかでも明るさを残しつつ細部まで撮影してくれる機能です。

解像度同様、これらの機能を有していることも重要なポイントとなります。

駐車監視機能

【エキスパートのコメント】

駐車監視機能はバッテリーの消耗に注意!

ドライブレコーダーによって、標準装備とオプション設定の違いがある機能のひとつが駐車監視機能です。

エンジンを切った後に設定された時間のあいだに衝撃があった場合、映像を記録してくれる便利な機能です。

当て逃げの際など、クルマの持ち主がそばにいないときに効果を発揮してくれそうです。

ただし、エンジンを切ったあとも一定期間はカメラを作動させるため、バッテリーの消耗が懸念材料。この点は注意が必要です。

モニターですぐに映像確認できるか

出典:Amazon

モニターつきドライブレコーダーは、警察を呼ぶような事態になってしまったときに活躍します。すぐにモニターで映像がチェックできれば、事故の瞬間の映像を、その場で警察に確認してもらえます。

また、自分の映したいように、カメラの向き、角度、範囲を決められることも、モニターつきならではの利点です。いざというときもスピーディーに解決へと導けるでしょう。

GPS連動機能

GPSが連動できるかどうかも、ドライブレコーダー選びのポイントにするといいでしょう。

GPSは、人工衛星を利用した全世界的な測位システムです。24時間、いつでもどこでも利用できます。

GPS機能が連動していると、時刻、速度、位置情報がドライブレコーダに記録できるので、事故に合ってしまった場合には、映像のみの場合よりも、詳細な証拠になります。

ユーザーが「もっと重視すればよかった」と感じたポイント

今回、マイナビニュース・ウーマン会員計304名に向けてドライブレコーダーについてのアンケートを実施し、「ドライブレコーダーを持っている」と回答した199名へ調査いたしました。

その中で、ユーザーに「もっと重視すればよかった」と感じたポイントについてもお聞きしました。

上位の3つの項目と口コミをまとめると下記のようになります。

▼カメラの視覚範囲が狭いと期待したほどの効力が得られない
▼画素数が低いと必要な情報を読み取れない
▼駐車監視機能がないと不安

それぞれの口コミも下記でご紹介いたします。

【エキスパートのコメント】

【カメラの視覚範囲についてのユーザーの口コミ】

・カメラにうつらない場所があるので、視覚が広い方がいいなと思った

・実際に映像を見てみると、意外と視野が狭く感じます

・前後のカメラだけで通常は十分だと思うが、歩行者の道から、道路の車体に向かって、手で叩き付ける行為をして来た人がおり、その事案の場合、加害者が常に車体の横からだった為、警察に届けた時、叩いている瞬間が見辛かった

【エキスパートのコメント】

【画素数についてのユーザーの口コミ】

・ブロックノイズがあったり、車両ナンバーが読みにくいなど問題があった

・画質が悪いと本当に見えない

・相手の顔も鮮明にはっきりわかるように画素数が高いほうがいいと思った

・画素数にはあまり詳しくなかったので気にしていなかったのですが 後で思うと 鮮明に映るためには 必要なものだと思いました

・画素数が低くてナンバーがよく分からなかった

【エキスパートのコメント】

【駐車監視機能についてのユーザーの口コミ】

・自分が乗っていないときが一番不安

・駐車中にぶつけられたことがあるから

・駐車中に車に擦り傷ができていたことがあったからです。

・駐車監視があれば、エンジンを切っていても録画されるのだろうから、スーパーやモールで停めているときも安心なのだろうなと思った。

・あおり運転をされるより、がら空きの駐車場で、入口からもはるかに離れて不便な場所に止めたのにも関わらずドアパンチをくらったことがある

・以前コンビニに車を止めている間にいたずらされて泣き寝入りしたことがあります。

・駐車中の監視があればイタズラされた際に対応しやすい。

本アンケートの詳しい内容や口コミは下記で紹介していますので、ぜひ確認してみてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)