◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
ランニングインストラクター・パーソナルトレーナー:田子 政昌
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーをはじめ国内外の数多くの指導ライセンスを保有しており、神奈川県内でランニング・かけっこのスクール事業を展開しながら、パーソナルジムの経営を行っています。
現在も現役で陸上競技大会に出場しており、選手としての自身の目線や大手スポーツ量販店での社員経験・これまでの運動指導経験を活かして様々なスポーツ関連の記事執筆に関わってきました。
各種スポーツ教室・健康運動教室・講演会などのご依頼もお請けしております。
歩いた歩数を計測できる歩数計。便利なiPhone・Androidの無料アプリもありますが、シンプルに使える歩数計は女性、男性問わず高齢者や運動不足が気になる方に今でも人気です。本記事では、歩数計の選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめ商品を紹介します。
万歩計とは?
歩数計は「歩いた歩数を測る機器」です。メーカーによって体重や年齢を設定するといった追加機能の有無はあります。
「万歩計」という呼び方のほうが馴染みがある方も多いかもしれません。万歩計は、山佐時計計器株式会社に商標登録されています。
歩数計・万歩計の選び方
ここからは歩数計を選ぶときのポイントについてご紹介します。商品によって機能が異なるので、用途に合った歩数計を選ぶためにも、ポイントを役立てましょう。
振り子式? 3D加速度センサー式?
【1】歩数の測定方法をチェック
歩数をカウントする方式には大きく分けて振り子式と3D加速度センサー式があります。まずは、それぞれの特徴を解説していきます。
振り子式|コスパ重視の方におすすめ
振り子式は、もっともオーソドックスな歩数計です。
内部にあるバネの動きと歩く際の振動を利用して歩数をカウントします。そのため、腰やベルトなど振動がきちんと伝わる場所に装着しなければ正確な歩数を測ることができません。
比較的値段も安いのでコスパ重視の方は振り子式を選ぶと良いでしょう。
3D加速度センサー式|正確性に優れる
従来の振り子式とは異なり、3D加速度センサー式は一定時間あたりの速度変化をセンサーで検知する仕組みです。そのため、腰回りに限らずカバンやポケットなど好みの場所に付けて、気軽に持ち歩くことができます。
また、歩行者の歩行パターンを記録し、振動が歩行によるものなのかどうかをしっかりと識別してくれるため、正確性にすぐれています。
外れにくいクリップやストラップ付きの歩数計
【2】装着タイプをチェック
装着方法として、バッグに入れて手軽に携行でき、薄型で軽量なポケットインタイプのもの、ベルトにつけても邪魔にならないクリップタイプ、激しい運動にも使える腕時計タイプなど主に3つのタイプがあります。
歩数計はどこにでも持ち歩くので、できるだけコンパクトなものがいいでしょう。
クリップタイプ|好きな場所に装着可能
クリップタイプの歩数計は、クリップが付いているので腰回りやベルト、スカートなどウェストまわりに挟んで使うことができます。
また、襟元や胸元に付けて使うタイプもあり、体に装着できるのでバックを持ち歩く必要もなく散歩やウォーキングなどにぴったりです。
バッグ・ポケットインタイプ|振動を検知してカウント
バッグやポケットに入れて使えるタイプは、3D加速度センサー式に多く、バッグやポケットに入れておくだけで振動を検知して歩数をカウントしてくれます。
ワンピースなど歩数計を装着しにくい服装の時や、体に身に着けるのが苦手な方におすすめです。紛失防止のためストラップがついているものを選ぶと良いでしょう。
リストバンド・腕時計タイプ|ファッションの一部にもなる
腕時計やリストバンドのように腕に装着するタイプは、シンプルに装着できて歩数や距離、時間などをすぐに確認できるのが魅力。
ファッションの一部としても着用できるので、おでかけから普段使いまで幅広く使えます。また、激しい運動をする人は、腕にしっかりと固定されるのでおすすめです。
運動量やダイエット効果測定・防犯機能なども!
【3】用途に合った測定機能をチェック
歩数計の機能は歩数や歩いた距離測定に限らず、さまざまな機能が搭載されたモデルもあります。
ただ、機能が多いと使い方も複雑で、値段も高くなります。機能は多ければ多いほどいいわけでなく、自分の使い方や用途に合う機能が備わっているかどうかで選びましょう。
移動距離や歩行時間
歩数だけではなく、歩くスピードを測定することで歩いた距離を算出できる機能もあります。
歩行時間も確認できるため、「今日は〇〇分走ろう!」など目標をたてやすく達成感も感じられることでしょう。歩行距離はゲーム感覚で表示してくれる商品もあり、楽しみながら運動することができます。
ダイエットには消費カロリー計算・脂肪燃焼量測定機能
ダイエットを目的とした運動をする場合、消費カロリー量や脂肪燃焼量が確認できる機能がついたものがおすすめです。
消費カロリーがわかると、食事での摂取カロリーも調整しやすくなり、ダイエットの効率もアップします。計測結果がひと目でわかるタイプなら、モチベーションを高めて取り組むことができそうですね!
「エクササイズ量」を計測できるものも!
エクササイズ量(Ex)とは、身体活動の量をあらわす単位のことで、生活習慣病防止として把握しておきたい指標です。
激しい運動であればあるほど、エクササイズ量は短い時間で得ることができます。運動の激しさ・強さは「メッツ」という単位で計測され、エクササイズ量を算出するもととなります。
エクササイズ量の計測機能がついている歩数計であれば、日々の健康管理にも役立つことでしょう。
スマートウォッチはアプリ連動ができて便利
スマートウォッチタイプの歩数計は、ほとんどがパソコンや携帯電話(スマートフォン)と連携して、運動量のより詳細な確認や、これまでの記録の管理が可能となっています。
スマートウォッチのなかでも、歩数や歩行距離の管理のほか、消費カロリーや心拍数の変化などを記録・集計が可能なタイプは歩数計としてではなく活動量計としても非常に使いやすいです。
また、本体上でも液晶画面で情報を確認しやすいタイプ(カラー液晶やボタン操作などがしやすいもの)を選ぶと使いやすいので、悩んでる方は機能面にも着目してみてください。
操作が難しいと感じる場合は簡単なものを
【4】シンプルな機能性をチェック
多機能になったことにより操作が難しく感じられる方も多いようです。測定機能や精度はそのままに、従来のような液晶に歩数などがカウントされ、その場で運動量が確認できるシンプルなタイプも根強い人気があります。高齢者の方にもおすすめです。
まず歩数をカウントして日常生活で積極的に歩きたい! という方には歩数計機能が充実しているタイプをおすすめします。
大きな文字高でバックライト付きがよい
【5】見やすい文字の大きさ・明るさかチェック
どれだけ歩いたか、立ち止まることなく歩数をチェックできるのも歩数計の魅力です。
特に目が悪い方や高齢者の方は、コンパクトなサイズでも画面は大きく、数字がはっきり見えるものだと使いやすいです。画面を見たときに数多くの情報が表示されず、確認したい情報だけが表示されているものだとわかりやすいでしょう。
また、早朝や夜間に歩数計を用いる人は、暗い場所でも表示を確認しやすいバックライト付きだと見やすいでしょう。
厳選して紹介
歩数計のおすすめメーカー
シンプルで使いやすいものから多機能タイプまで、種類が豊富な歩数計。人気のメーカーをご紹介します。
オムロン(OMRON)
オムロンは体組成計でおなじみのメーカーで、歩数計にあらゆる健康管理機能をプラスした「活動量計」を多く取りそろえています。歩数計測はもちろん、日々の活動量も手軽に管理することができます。
一方で、操作がかんたんで画面も大きく、歩数のみを表示するシンプルな商品も人気です。
タニタ(TANITA)
ヘルスケア用品のほか、食事レシピや健康管理ツールでも有名で、健康なからだづくりに関する知識が豊富なメーカーです。
タニタの歩数計もシンプルなものから多機能なものまで種類が豊富で、お好みにあわせて選ぶことができます。1日の活動量をグラフで表示してくれる商品もあるので、生活習慣の見直しにも役立ちそうです。
山佐時計計器(YAMASA)
「万歩計」という商標登録をした健康機器メーカーで、1965年に「万歩メーター」という歩数計の第1号を発売しました。ポケットインタイプや腕時計タイプなど、用途にあわせて選べるラインナップが特徴です。
最新のウェアラブルタイプの万歩計は、腕時計タイプよりも小さいので、24時間身に着けて計測することも可能です。また、スマホアプリと連携すれば通知やデータの確認もかんたんで便利です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)