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【この記事のエキスパート】
獣医師/ますだ動物クリニック院長/国際中獣医学院日本校事務局長:増田 国充

獣医師/ますだ動物クリニック院長/国際中獣医学院日本校事務局長:増田 国充

2001年北里大学卒、2007年より静岡県島田市にて「ますだ動物クリニック」開院。

日本ペット中医学研究会学術委員、国際中獣医学院日本校認定講師、専門学校ルネサンス・ペット・アカデミー非常勤講師、日本ペットマッサージ協会役員、アニマルハーブボール国際協会顧問

西洋医学と同時に鍼灸や漢方を用いた東洋医学を日々の診療で行っております。


犬の爪は、人間の爪と同じように伸びていくので、伸びた爪を切る「犬用爪切り」が必要です。この記事では、獣医師の増田国充さんのアドバイスをもとに、犬用爪切りの選び方とおすすめ商品をご紹介。チワワやトイプードルなどの小型犬から大型犬まで、愛犬に合う爪切りをピックアップしています。

犬を飼い始めた初心者必見!
犬の爪切りって必要?

犬の爪は、人間の爪と同じように伸びていくので、伸びた爪を切る必要があります。散歩の際に爪が削れて、ちょうどよい長さになることはありますが、すべての爪がそろうわけではありません。定期的にケアをしてあげることが重要です。

とくに、地面に接していない「狼爪」(人の親指にあたる部分)は、気づかないうちに伸びてしまっていた! という場合があるので要注意です。

嫌がる犬の爪も上手に切れるものは?
犬用爪切りの選び方

ここからは、犬用爪切りの選び方をご紹介します。選び方のポイントは下記。

【1】爪切りの「種類による違い」をチェック
【2】安全性につながる「使いやすさ」もチェック
【3】愛犬の体格に合う「サイズ」を選ぶ
【4】切れ味につながる「刃の素材」もチェックして

上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】爪切りの「種類による違い」をチェック

犬の爪切りには、大きく分けて「ギロチンタイプ・ピコック(クチバシ)タイプ」「ニッパー・はさみタイプ」、「やすりタイプ」があります。それぞれの特徴をみていきましょう。

ニッパー・はさみタイプ|初心者でも使いやすい

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ニッパータイプは、その名の通りニッパーに似た形をしていてはさみの要領で爪を切ることができ、初心者でも使いやすい点が特徴です。しかし、ギロチンタイプと比べて切るために必要な力が大きくなる傾向があり、硬い爪の場合は扱いづらいことがあります。また、爪の切り口がギロチンタイプと比べガサガサになることがあります。

ギロチン・ピコックタイプ|効率的に作業できる

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ピコックタイプと呼ばれるものは、ギロチンタイプの変形版といわれるものです。ギロチンタイプやピコックタイプの特徴は、軽い力で爪が切れる点です。

とくにピコックタイプは狼爪(親指)や小型犬の巻き爪など、細かい爪を切るのに便利です。欠点は、爪を切る深さの見当をつけるのに慣れが必要な点です。

ヤスリ・電動ヤスリタイプ|爪切り後のケアに

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【エキスパートのコメント】

やすりタイプは切った爪をきれいに整えることに長けていますが、長い爪を短くすることには適しません。また、爪切りとセットになって売られているものがあります。

爪切りがどうしてもおこなえない場合は、ヤスリを使って爪を削っていくことも手段のひとつとなります。販売されている爪切りの中には、金属製のヤスリが付属されていることがあります。仕上げとして爪の切り口を整えるものですが、丁寧に削っていけば爪切りの代用となる場合があります。

犬の爪専用の電動ヤスリは、短時間で爪をきれいに削ることができて便利です。ただし、削る際にやや大きい音を発するので、神経質なワンちゃんには注意が必要です。

【2】安全性につながる「使いやすさ」もチェック

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犬の爪切りはデリケートな作業。切りすぎに注意しなければなりません。

安全に作業できるよう、握りやすいか、力を入れやすいかなど使い勝手をチェックしましょう。商品によっては、持ち手にラバークリップがついているものや、切りすぎ防止の安全ストッパーなど安全性にこだわっている爪切りも販売されています。

【3】愛犬の体格に合う「サイズ」を選ぶ

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【エキスパートのコメント】

犬の爪の大きさは、体格によって異なります。「大は小を兼ねる」といいますが、体格にあわない爪切りを使うと使い勝手が悪くなってしまい、ひいては深爪をさせてしまったりワンちゃんに余計なストレスを与えてしまうことにもつながります。

ニッパータイプには大小さまざまなサイズが展開されています。ギロチンタイプもニッパータイプほどではありませんが大型犬用があります。ピコックタイプは、超大型犬でない限り体格の影響を受けにくい形状となっています。

【4】切れ味につながる「刃の素材」もチェックして

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犬用爪切りに使われている刃の素材は、ステンレスが主流です。サビに強く水洗いができ、耐久性もいいので長く使うことができます。切れ味もいいので、うまく切れなくて愛犬に負担をかけてしまうこともないでしょう。刃の素材にステンレスが使われているかもチェックしてみてください。

また、ステンレス製であってもあまりに値段が安いものだと切れ味が悪いことがあるので、安すぎるものは避けたほうがよさそうです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)