ローランドは、BOSSブランドよりエレキギター/ベース向けにコンパクトタイプのデジタルディレイ「DD-3T」と「DD-8」を発表した。10月12日より販売を開始する。税込みの市場想定価格は「DD-3T」が17,600円前後、「DD-8」は19,250円前後となる模様。

  • 「DD-3T」(左)と「DD-8」

  • DD-3Tのコントロール・パネル

  • DD-8のコントロール・パネル

両製品は1986年に発売された「DD-3」のアップグレード版となるモデル。「ディレイ」は入力された音に対し反響効果を付加するもので、一般的には「エコー」と呼ばれる。本体のペダルもしくは接続した外部のペダルを使用することで反響効果にテンポを設定できる「タップ・テンポ機能」という従来モデルにはなかった機能を装備する。

上位モデルのDD-8では、11種類のモードを搭載し、様々なディレイサウンドを味わえる。「ループ」モードでは、演奏したフレーズを録音(最大40秒)し、繰り返し再生させながら演奏を重ねられるので、合奏したようなトリッキーなパフォーマンスが行える。

サイズはともにW73×H59×D129mmで、質量はDD-3Tが420g、DD-8は440g。