子どもたちが楽しみにしている運動会。せっかくならいつもよりかわいいお弁当を作ってあげたいもの。簡単に作れて、洗い物も楽なお弁当のレシピや作り方を、日本キャラベニスト協会のアドバイザーが紹介します。
こんにちは。キャラベニスト協会アドバイザーの刑部菜穂子です。
爽やかな秋風が吹く季節となりました。秋といえば運動会。運動会はお弁当持参という学校や園も多いのではないでしょうか。
お弁当を楽しみにしてくれている子どもたちのために頑張りたいとは思いつつも、朝からお弁当作りに力が入りすぎて運動会中にバテバテ......なんてことは避けたいものです。
家にあるもの、100均で購入できるもので簡単に、頑張りすぎず、少しの手間と少しの工夫でかわいくする方法をご紹介します。
顔むすびをかわいく作るには
お弁当の定番メニューといえばおむすびですが、運動会のお弁当となると、どうしても量が多くて、握るだけでもう本当に大変!!
そんなときお役立ちなのが、小さくて丸いココット型です。型にラップを敷き、ご飯を入れ、お好みの具を中に入れてから軽く上から押さえると、きれいな丸型に仕上がります。
均一にたくさん作ることができるのでおすすめです。お好みでご飯を炊くときに塩を入れて炊いても良いと思います。
次に、顔のパーツをつけていきます。海苔で切った髪をつけたら、目・鼻・口のパーツをつけます。かわいく仕上げるのに一番のポイントが配置バランスです。
左が子ども顔、右が大人顔をイメージして描いてみました。「丸っこい」「パーツが真ん中より」など、好みもあると思いますが、かわいい顔にならないと思ったときは、子ども顔の特徴を思い出して作ってみてください。
写真のように、おむすびの下に大きめのおかずカップを敷くと、お弁当箱から取り出すのも楽チンで、手も汚れにくく、お弁当箱がベタつかないので帰ってからの洗い物がとっても楽になりますよ。
カップを使ってかわいく隙間埋め
私が普段のお弁当でも活用しているのが、大きさの違うマフィンカップやプリンカップなどなど。
カップに入れると良いことは、
見た目がかわいい。
取り出しやすいので食べやすい。
カップに入っているので取り皿いらず。
食べ終わったらカップを捨てればよいので、帰ってからの洗い物が楽。
と、良いこと尽くし。
プリンカップに入れれば、そうめんもお弁当に。つゆは別のボトルに入れて凍らせれば、保冷材代わりにもなります。
デザートも涼しげで華やかに。
カップを使うときは、蓋が閉まらないなんてことがないよう、事前に高さの確認をしておくと良いでしょう。
マスキングテープやシールでかわいくデコ
運動会のお弁当といえば競技の合間に食べることが多いと思います。ですから、食べにくいものや、手が汚れてしまうものは避けたいですよね。
おすすめなのはラップでおむすびやパンをくるむこと。くるんだものを並べるだけでもきれいに見えますし、食べやすさもアップします。
もっとかわいく作りたい方や子どもたちを喜ばせたいときには、100均の目玉シールがおすすめです。
最近では、シールのものが多く販売されています。
工作や手芸用のものは裏面にシールがついていないものもあります。そんなときは、裏面に両面テープを貼って、ラップに貼り付けてください(※ボンドを使用すると、ラップ面が汚くなってしまうのでご注意ください)。
ボリュームがあり、具材を挟むだけで簡単に作れるので、運動会はロールパンサンドをよく作ります。
横に切り込みを入れて具材を挟み、ラップして、シールを貼るだけでかわいい仕上がりに!
おむすびも細いマスキングテープで、はちまきをつけたら......運動会応援弁当に早変わり。
口のシールは、丸シールを半分に切って、中の具を書いてみました。中に何が入っているのかすぐわかるので、家族に大好評でしたよ。
残さず食べてもらいたい。そんな思いもあって、おかずは定番のものばかりです。でも詰め方や見せ方の一工夫でワンランクアップのお弁当が作れます。
これからのお弁当作りにお役立てできましたら幸いです。