スバルは「第46回東京モーターショー2019」(一般公開日:10月25日~11月4日)で新型「レヴォーグ」のプロトタイプを世界初公開する。レヴォーグは2014年に誕生したワゴンで、今回のモデルが第2世代となる。スバルはこのクルマについて、「最先端の技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会の中において、『誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来』の実現を目指した1台」と説明している。

  • 新型「レヴォーグ」のプロトタイプ

    新型「レヴォーグ」のプロトタイプ

「WRX STI」の集大成となる特別仕様車も登場!

スバルのブースではこのほか、「WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ」(特別仕様車)、「インプレッサ Sport 2.0i-S EyeSight」(大幅改良モデル、10月発表予定)、「SUBARU XV Advance(e-BOXER搭載車)」(一部改良モデル、10月発表予定)、「フォレスター Advance(e-BOXER搭載車)」(市販モデル)、「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT」(参考出品)、「SUBARU BRZ GT300 2019」(2019 Super GT参戦車両)を展示するとのこと。出展のコンセプトは「人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe.~」だ。

スバルは1989年から主力エンジンだった「EJ20型水平対向エンジン」の生産を2019年度内に終了する予定。それに伴い、同エンジンを搭載する日本市場向け現行「WRX STI」は2019年末に受注が終了となる。このクルマの集大成となるのが、「WRX STI EJ20 Final Edition」だ。販売などに関する詳細は10月23日に公表予定。この特別仕様車は555台限定の抽選販売となるそうだ。

  • 「WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ」

    特別仕様車の「WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ」

展示されるインプレッサ Sportは、8月27日に先行予約の受付が始まった大幅改良モデルだ。スバルによると、フロントバンパーやヘッドランプなどのエクステリアを刷新したほか、サスペンションの改良により、走りの質感も向上させたという。今回の大幅改良で、運転支援システム「アイサイト・ツーリングアシスト」が全グレードで標準装備となる。

  • 「インプレッサ Sport 2.0i-S EyeSight」

    大幅改良を経た「インプレッサ Sport 2.0i-S EyeSight」

  • 「SUBARU XV Advance(e-BOXER搭載車)」

    「SUBARU XV Advance(e-BOXER搭載車)」

  • 「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT」

    「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT」