元SMAPの香取慎吾が、24日より全国で放送されるファミリーマートのオリジナル惣菜・冷凍食品ブランド「お母さん食堂」の新CM「涙の味 おじさん篇」で、お母さん食堂のおかみさん“慎吾母”に扮している。さらに、料理の腕を振るう“おかみさんたち”が描かれた特別ビジュアルも公開された。
公開された映像で、「ハイ、どいて! どいて~」と優しい笑顔で料理を運び、活気あふれるお母さん食堂を切り盛りする慎吾母。そんな慎吾母がふと目を移すと、失恋の悲しみに暮れる一人の女性の姿が。そんな彼女を見かねた慎吾母は、彼女の前にすっと汁なし担々麺を差し出し、「失恋なんて、美味しいもの食べれば忘れるわよ」と言葉をそえ優しく微笑む。すると女性は、担々麺の美味しさと、秘められた母の優しさをかみしめながら感動の涙を流す。毎日の生活を食を通して応援する慎吾母の温かさが身に染みる特別映像となっている。
「おっはー」の挨拶で日本中の子どもたちを虜にした慎吾ママから19年。久々にお母さん役を演じることになった香取は「最近気が付いたんですが、あの頃“おはロック”を踊っていた世代が、社会人になって頑張っている。そして今僕は、19年前に慎吾ママを見てくれていた人たちに向けて、『みんな疲れているでしょ、お疲れさま。美味しいもの食べなさい』と言ってあげられる。そう思うと、本当に素晴らしい仕事だなと思うんです」と感慨深げに語る。
続けて、「撮影中に面白かったのが、僕の母役が板につきすぎていたせいか、『あらやだ!』なんて女性っぽい言葉をしゃべっても、全く違和感がなく撮影が進むんです(笑)。普通は俳優が女性言葉で話すと、カットした瞬間周囲がざわつくはずなんです。これはなかなかないことですね!」とコメント。さらに、「慎吾ママの時も少し使っていましたが、やはり慎吾母が言うなら『おっつー』でしょうね(笑)。『お疲れさま! ちゃんとご飯食べてね!』という気持ちを込めてね」と既に慎吾母のキメ台詞も考えているようだ。