「SUUMO(スーモ)引越し見積もり」(リクルート住まいカンパニー運営)は9月20日、「引越しの挨拶」に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年7月25~26日、調査対象は20~40代の1年以内に引越しをした人で、有効回答は517人。

  • 引越しの際に挨拶はしましたか?

    引越しの際に挨拶はしましたか?

引越しの際に挨拶はしたか質問すると、「新居のみ挨拶」が40.4%、「旧居のみ挨拶」と「新居・旧居の両方に挨拶」が同率の15.7%、「挨拶はしていない」が28.2%となった。この結果、引越しの挨拶をした人は全体の71.8%で、このうち新居で挨拶をした人は半数以上の56.1%、旧居でした人は31.4%であることがわかった。

また「1人暮らしの人のうち、挨拶をした」は64.6%、「家族など複数人で暮らす人のうち、挨拶をした」は75.5%と、1人暮らしのほうが挨拶率は低いことが明らかになった。

引越しの挨拶の際に手土産(粗品)を持参した人は97.8%。手土産品の予算は、「500円以上1,000円未満」が39.1%、「1,000円以上1,500円」が27.5%、「1,500円以上2,000円未満」が22.9%、「500円未満」が20.9%と続いた。同調査では「引越しの手土産は、お祝いの品ではなくあくまでも『挨拶の品』。したがって、予算の条件は『気兼ねせず受け取れて、お返しが不要と思える価格帯』がベスト」との見方を示している。

手土産として持参したものは、1位「タオルやふきん」(38.5%)、2位「スイーツ」(30.2%)、3位「ティッシュペーパー・キッチンペーパー」(27.2%)、4位「洗濯用洗剤」(24.3%)、5位「地域指定のゴミ袋」(23.7%)と、消耗品類が上位にランクインした。