西日本鉄道は10月20日、天神大牟田線の筑紫車両基地にて「にしてつ電車まつり」を開催する。今年は初の企画として、5505号車の車両部品をその場で解体・販売する「電車解体ショー」を実施するという。

  • 「電車解体ショー」に出品される5505号車

「にしてつ電車まつり」は10月20日の10~16時に開催(雨天決行・荒天中止)。「電車解体ショー」は当日13時から行われ、解体した部品はオークション形式で販売する。車両部品に加え、80周年記念ヘッドマークや「とびうめ号」ヘッドマークも出品。電車解体ショーとは別に、吊り革や網棚などの車両部品販売も実施する。

当日は検車場を除くすべての工場施設を開放し、係員の解説やパネルで施設の概要を説明。大宰府観光列車「旅人」、柳川観光列車「水都」も間近で見学できる。

自動洗浄機での洗車を車内から見学する体験(250組限定、整理券制)や、運転台に座って運転士の気分を味わう体験(整理券制)、制服での記念撮影、踏切非常押しボタンを押す体験など、鉄道にまつわる体験コーナーも各種用意。事前応募制の企画として、制帽を着用して扉操作や車内アナウンスを行う「車掌体験」も行われ、小学生限定で40名が参加できる。

物販コーナーでは、6050形「鉄道コレクション(西鉄限定仕様)」をはじめとする西鉄電車オリジナルグッズを多数販売。南海電気鉄道・島原鉄道など他社のグッズ販売も行われる。西鉄電車沿線の名産品販売、沿線自治体による特産品販売も予定している。