パートナーエージェントは9月20日、20代の独身者を対象とした「増税と婚活」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2019年7月26日~8月2日、調査対象は20~29歳の独身者で、有効回答は400人。
10月から予定されている消費増税の賛否を尋ねたところ、「反対(どちらかと言えば含む)」が圧倒的に多く、男性では55.7%、女性では66.6%となり、特に女性で反対する人が多いことがわかった。
消費税を増税したらどんなことに使ってほしいか聞くと、1位は「年金」(男性35.2%、女性46.3%)。以下、2位「医療」(男性30.1%、女性42.8%)、3位「少子化対策」(男性32.8%、女性35.1%)と続いた。同調査では「増税に反対する女性が男性より10.9ポイントも上回ったこと、増収分の使い道について多くの項目で女性の回答率が高くなっていることから、増税に対する危機意識は男性よりも女性の方が高いのかもしれない」と推測している。
恋活や婚活に国や自治体から助成金が出るとしたら、「利用したい」と答えた男性は42.0%、女性は36.3%。希望する支援制度は、男性では「恋活や婚活のための助成金」(27.2%)、女性では「結婚したカップルへのお祝い金支給」(34.7%)が最多となった。
増税前に恋活や婚活を「始めたい」と考えている男性は49.0%、女性は33.0%。また増税前に結婚式を「挙げたい」と答えた男性は21.0%、女性は17.5%で、このうち男性の5.5%、女性の4.5%が「すでに予定している」と回答した。