◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
酒匠/日本酒学講師:石黒 建大
前職にて大手飲食企業でアンテナショップの酒屋の店長を経験し、日本酒、焼酎の仕入れを経験し、現在は飲食店に勤務。酒匠、日本酒学講師を取得し、2011年より日本酒サービス研究会の研究室専属テイスターとして活動しています。
また、日本酒セールスプロモーション研究会研究員、日本酒学講師として日本酒の研究と通して日本酒の魅力を世に広める活動を行っています。
吟醸酒は華やかな香りとお米の繊細な味わいを感じる日本酒。精米歩合が60%以下の白米を低温で発酵させることで、酒粕の割合を高くして、吟醸香を有するように醸造することを「吟醸造り」といいます。この記事では、日本酒吟醸酒のおすすめ商品をご紹介します。
日本酒の吟醸酒とは
日本酒には特定名称酒と普通酒があり、特定名称酒には8つのカテゴリーがあります。(1)純米大吟醸酒(2)大吟醸酒(3)純米吟醸酒(4)吟醸酒(5)特別本醸造酒(6)特別純米酒(7)本醸造酒(8)純米酒の8つです。
吟醸造りとは、吟味して醸造することをいいます。精米歩合が60%以下の白米を低温で発酵させることで、酒粕の割合を高くして、吟醸香を有するように醸造することをいいます。
吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、精米、原料米の処理、発酵の管理から、瓶詰・出荷に至るまでの完成された高度な吟醸造りの技術の開発普及により商品化が可能になりました。
精米歩合とは?
精米歩合ですが、米は外側ほど雑味となる成分があるため、残せば残すほど雑味や米の旨みが残り、削れば削るほど、それらが除外できる雑味のないお酒になる傾向にあります。
この削って残った部分の割合を精米歩合といい、たとえば精米歩合が60%であれば、米の60%を用いて醸造する(つまり、外側の40%を削る)ということです。基本的には、この精米歩合と醸造アルコールの有無によって名称が8つに分類されています。
吟醸酒と大吟醸酒との違い
吟醸酒と大吟醸酒の違いは、精米歩合にあります。吟醸酒は精米歩合が60%以下、大吟醸酒は精米歩合が50%以下とされています。つまり吟醸酒のほうが大吟醸酒に比べて米の雑味が残っている分、米の旨みが味わえるものが多く、日本酒好きに好まれる傾向にあります。冷やして飲むのが一般的ですが、純米吟醸のなかには、温めても美味しく飲めるものもあり、多様な飲み方に適しています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)