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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。

雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。

講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。


お味噌汁やふろふき大根のほか、みそ煮込みうどんやみそカツなどの「名古屋めし」と呼ばれる料理に欠かせない赤味噌。この記事では、赤味噌の選び方、ユーザーが選んだイチオシ商品、エキスパートと編集部が選んだおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてください。

赤味噌とは?カロリーなども解説!

味噌は、豆麹をベースに、地域、メーカーによっては米麹をブレンドすることもあり、つぶした大豆と塩を混ぜて作られています。米味噌と比べると独特の渋味がありますが、それが赤味噌のおいしさでもあり、強めの塩味と一緒にコクと深みを出してくれます。

赤味噌はしっかり火を通すことで、かえって風味がよくなったり、味に深みがでることも。色々な調理方法で赤味噌を味わってみると、選んだ赤味噌のおいしさがよくわかりますよ。

赤味噌100g中のカロリーはおよそ186kcalとされています。赤味噌は大豆や米麹を主原料としているため、栄養バランスはとてもいいです。しかし、塩分も多く含まれているため、高血圧の人は摂り過ぎないように気を付けましょう。

赤味噌と白味噌違い

赤味噌には大きく2種類あります。東北地方の赤味噌は米を主原料として作られています。一方、東海地方の赤味噌は豆を主原料として作られています。赤味噌は熟成期間が長くとてもコクがあります。塩分濃度も高く塩辛いのが特徴です。

白味噌は熟成期間が短く、塩分濃度も赤味噌に比べると低いのが特徴です。さらに麹の糖分により甘みも感じます。主成分は米からできています。信州みそや西京みそなどがあります。

赤味噌の選び方

それでは、赤味噌を選ぶときのポイントをご紹介いたします。どんなポイントに注目して商品を選べばいいのか悩んでいる方は、エキスパートの視点を商品選びに活かしてみましょう。

【1】原料の違いによる味で選ぶ

原料によって、おおよそ3種類の分類で分けることができます。その特徴や味わいの違いを知っておき、好みや作りたい料理に合わせてチョイスするようにしましょう。

大豆が原料の八丁味噌

出典:Amazon

八丁味噌の色は米みそや麦みそに比べると赤く、その色から赤味噌に含まれます。

八丁味噌は、もともと愛知県にある岡崎城から八丁(約870メートル)離れた八丁町で作られたものが起源となっていて、地元三河産の大豆と麹のみで作られて、製法も細かく定められています。赤味噌の中でも伝統とこだわりがあるのが八丁味噌です。

米味噌は甘みの強さが特徴

大豆、塩そして米麹で作られる味噌が「米味噌」です。米味噌は日本では一般的によく使われる味噌です。3つの材料のバランスや仕込みの方法などで、さらに甘口・辛口の味に分かれます。

なお、米味噌は米麹の量が多くなればなるほど甘みが強くなります。逆に、米麹の割合が低いと、大豆のうまみと塩味をしっかり感じられるようになります。

さっぱりとした味の麦味噌

出典:Amazon

大豆と塩、そして麦麹で作られた味噌を「麦味噌」と言います。麦味噌は甘みの強さが特徴ですが、味わいはさっぱりしています。

その起源は平安時代まで遡ると言われており、現在では九州・四国でよく作られています。代表的な麦味噌としては「瀬戸内麦味噌」や「薩摩麦味噌」などがあり、日本各地で個性豊かな麦味噌が見られます。

食感を楽しめる粒味噌

粒味噌は、味噌を製造するときに、あえて大豆や麹の粒を残しているもののことを指します。粒状の味噌はそのまま食べることもできるので、日本酒のアテなどにもなります。

大豆や米麹、麦麹の粒が残っていると、各々の原料の風味や味わいがダイレクトに楽しめるので、粒がつぶしてある「こし味噌」とは、また違った味を楽しむことができます。

【2】味噌本来味を味わいたいなら、だし入りは避ける

出典:Amazon

赤味噌には、昆布などのだしが入ったものや、グルタミン酸などが入った「調味料入り」などがあります。お味噌汁を作るなど調理のときに活用できるものではあるものの、どうしても味噌本来の味わいが少なくなってしまいます。

赤味噌は国産の素材にこだわったりして造られており、そのものの味を楽しみたい、ということであれば、なにも足していないシンプルな状態の味噌がいいでしょう。

【3】液体か固形かなどタイプで選ぶ

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

かための味噌は風味を損ないにくく日持ちもよいのですが、調理の際に溶きにくいという難点があります。最近では「液味噌」と呼ばれるボトルタイプのやわらかい味噌や、味噌をフリーズドライしたパウダー状のものもあります。メニューや調理方法にあわせて使い分けてみてくださいね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)