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【この記事のエキスパート】
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト:有賀 照枝
株式会社ハート・コード代表取締役。
整理収納コンサルタント、ハウスクリーニング技能士(国家資格)。
30代前半の2年間で離婚、ガン闘病、多額の借金、倒産解雇等など一気に人生のどん底を経験し、整理収納理論に出会ってから人生が好転。
ご縁あって「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。
自身の経験からも環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しているので、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。
2012年から現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとしてジュピターショップチャンネルに出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっており、1日1億円以上の販売実績多数あり。
近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを色々と開発中。著書『「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。
暑い夏や寒い冬にエアコンをつけたときに、カビや菌などの嫌なニオイが気になる方もいるのでは? この記事では、エアコンクリーナーの選び方とおすすめ商品をご紹介します。ファン用のものやテレビで話題のあの商品もピックアップ!後半では使い方や注意点も解説します。
エアコン掃除はなぜ必要?
しばらく使わないエアコンにはカビやホコリ、花粉などが付着します。掃除をしないままで使用すると、カビやホコリが吹き出てしまい、汚れた空気を吸い込んでしまうことになります。汚れた空気を吸い込むことで、咳やくしゃみを引き起こしたり、アレルギー性鼻炎などの病気の原因になることも……。
また、ホコリが溜まると冷房効率が低下し、電気代も高くなってしまいます。それを防ぐためにも、定期的なエアコン掃除は欠かせません。
エアコン掃除はいつ行う?掃除の頻度は?
冷暖房用エアコンを使うのは夏と冬。本格的にエアコンを使用する前の、夏場なら5~6月、冬場なら10~11月がクリーニングのベストタイミングです。稼働期間中は月に1度フィルター掃除をするのが理想ですが、最低でも半年に1度は掃除するようにしましょう。
フィン用?ファン用?なにを選べばいいか分からない方必見!
エアコンクリーナーの選び方
エアコンのニオイや汚れを手軽に洗浄できる「エアコンクリーナー」。使用する場所によってクリーナーが分かれていて、洗浄成分もさまざまです。どのクリーナーが必要なのかわからなくて、選ぶのに迷ってしまいますよね。そこでこの記事では、エアコンクリーナーの選び方をご紹介します。ポイントを挙げていきますので、チェックしてみましょう。ポイントは下記の7つ。
【1】掃除するパーツに合うクリーナーか
【2】奥まで届くのは長いノズル
【3】洗浄成分
【4】ラクなのは乾燥時間が短いもの
【5】「希釈タイプ」はエアコンの台数が多い家庭向け
【6】香りの有無
【7】養生シートがセットになっているか
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】掃除するパーツに合わせたクリーナーを選ぶ
エアコン内部を掃除するときは各パーツに合ったクリーナーを選びます。フィルター用、フィン用、ファン用、ドレンホース用があるので、それぞれについて説明します。
フィルター用クリーナー
エアコンの掃除でまずはじめに取りかかるのがフィルターです。カバーを開けると見える網状の部品がフィルターで、すぐに外せます。ブラシだけでも汚れは落とせますが、クリーナーを使えば泡で汚れが浮くのでとてもかんたん。
フィルター用クリーナーにはカビ除去や除菌できるものがあるので、室内の衛生環境に気をつけたい方にはおすすめです。
フィン用クリーナー
フィルターを外すと奥に見える部品を冷却フィンといいます。冷却フィンは熱を交換するのが役目で、エアコンの冷却性能に大きな影響を与えるパーツです。
冷却フィン用のクリーナーはフィンに付いたホコリ、ヤニ、油などを落とせます。冷却性能をたもつためにはフィン用クリーナーを使ってしつこい汚れを落とすことが大事です。
ファン用クリーナー
エアコンから冷たい風を室内に送り出すのがファンで、扇風機のような役目をします。室内にいやなニオイがするときは、このファンにカビが付着している場合が多いです。
ファン用クリーナーでカビを落とせますが、室内機の奥にあるため個人では掃除が難しいかもしれません。汚れがひどかったり、長年使用しているエアコンの場合は、専門業者に依頼したほうがよいでしょう。
ドレンホースクリーナー
室外にあるエアコンの排水管がドレンホースです。ここが詰まると排水されなくなってエアコン内部に水が溜まり、水漏れや故障の原因となります。詰まりをなおすには細い棒などで出口をほじりますが、専用クリーナーを使ったほうがかんたんです。
ドレンホース用クリーナーはポンプのようになっていて、先端を排水管にはめ込んでからハンドルを引いて詰まりを解消します。
【2】長いノズルなら奥までしっかり届く
すぐに外せるフィルターや目に見えるフィンの掃除はやりやすいですが、奥にあるファンの掃除にはノズル付きのクリーナーが便利です。ファン用クリーナーはたいていノズル付きですが、選ぶときはノズルの長いものが掃除しやすいでしょう。
エアコンの内部は複雑で手が届かないことも多いので、ファン用以外のクリーナーを選ぶときも、なるべくノズルの長いものを選ぶようにしてください。
【3】洗浄成分を確認
エアコンをしっかり掃除したいのなら、クリーナーの成分にも注意を払う必要があります。おもな成分の特徴などを説明しますので、選ぶときの参考にしてください。
抗菌・防カビ成分|菌やカビを除去
エアコン掃除で重要なのはカビ菌や雑菌の駆除です。カビ菌や雑菌がエアコン内に付着するといやなニオイがしたり、室内に雑菌が広がって不衛生な状態になってしまいます。
カビ菌や雑菌を取り除きたいときは、クリーナー本体に「抗菌・防カビ」と表示されている製品を選んでください。このような表示があるクリーナーには、カビ菌や雑菌を除去する成分が含まれています。
消臭成分|気になるニオイに
夏や冬にいきなりエアコンをつけるといやなニオイがしませんか?これは、エアコン内部にカビやホコリ、タバコの煙、ペット、調理用油などが染みついているのが原因です。エアコンを使用する前に「消臭成分配合」と表示されているクリーナーを使いましょう。
クリーニングしてもニオイが気になる場合は、銀や緑茶やポリフェノールなどの消臭成分が入ったものを選んでください。ただし、ペットのニオイを消すための消臭剤が入っているものは、香が混ざり合ってニオイが強くなることもあるので要注意。
電解アルカリ水|人体や環境にやさしい
身体にやさしいクリーナーを使いたい方は、原料に「電解アルカリ水」を使用している製品を選んでください。このような製品は界面活性剤や石油系洗剤が入っていないので不安なく使用できます。
とくに子どもや高齢者のいる家庭では、人体や環境のことを考えたクリーナー選びが大切です。電解アルカリ水の成分表示があるかどうかチェックしましょう。
【4】乾燥時間が短いとラク
エアコンの掃除は、春や秋などのエアコンを使わない時期にするのがいいですが、シーズン中に掃除したいときは、使用後が乾燥時間の短い商品を選ぶとよいでしょう。
液剤が早く乾きやすいので、汚れに向かって的確に狙いましょう。スプレーしても液だれが少ないのは、うれしいメリットです。忙しくてシーズンオフの時期に掃除できなかった方は、利用してみましょう。
【5】エアコン台数が多い場合は「希釈タイプ」
スプレーボトルタイプは、1台につき1本消費するようになっている場合が多く、複数台ある家庭の場合は、コスパの面で少し高くつきます。
エアコンを複数使用する場合や、こまめにクリーニングをしたい場合などは、希釈できるタイプを選びましょう。10~20倍に希釈して使えるので、経済的です。
【6】香りの有無で選ぶ
エアコンは室内環境に大きく影響します。とくにニオイに敏感な方は、香りのない無香タイプを選びましょう。無香でも消臭や除菌・防カビ性能が発揮できます。無香タイプは、商品本体に表記されているのでチェックしてください。
また、香りつきのクリーナーもあるので、自分好みの香りを選ぶことも可能です。ただし長期間エアコンを使うので、途中で香りが気になることもあるでしょう。香りつきはお試ししてから購入するのがベターです。
【7】養生シートセットだと便利!
液体タイプのクリーナーを使用すると液だれしやすいので、掃除の後片づけがたいへんです。床や畳が汚れることもあります。それを防ぐには、養生シート付きのクリーナーを選んでください。
液だれしないようにエアコンの下まわりに養生シートをセッティングできるので、液だれなどで床を汚すことがありません。値段もそれほど高くないので、部屋を汚したくない方やセットで全てそろえたい方に適しています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)