◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
カージャーナリスト:松村 透
輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。
その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。
また、輸入車専門の自動車メディア・カレントライフの編集長を務める。現在の愛車は、2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーランと1970年式の古いドイツ車。妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。
「車用のシートクッション」は、長時間の運転をサポートしてくれるアイテム。腰や背中をサポートするタイプか、体のどの部分にクッションをあてたいか、洗濯できるかなどを意識するのがポイントです。この記事では、車用シートクッションの選び方とユーザー・編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。
車用シートクッションとは
車の運転は基本的に同じ姿勢を保ちながらになるので、長時間のドライブは徐々に疲れが溜まってきます。特に負担がかかりやすい箇所が、腰、肩、首になるので、痛みや疲れを軽減したいなら車用シートクッションが欠かせません。
また、ヒーターや送風機能を搭載したモデルもあるので、寒い冬や暑い夏に活躍してくれます。一人で行う気分転換のドライブ、友人との楽しドライブを快適にしてくれます。
車用シートクッションの選び方
カージャーナリストの松村 透さん監修のもと、車用のシートクッションを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントをチェックして自分に合った車用のシートクッションを選びましょう。
取りつける目的に合うものを選ぼう
「愛車のシートが体型に合わないのでシートクッションで調整したい」、「ホールド性を高めたい」、「通気性をよくしたい」など、求める用途によって選ぶべきシートクッションはまったく異なります。裏を返せば、それだけ選択の幅が広いということ。
そのため、シートクッションを選ぶうえで、目的や用途を整理してから目的に合ったものを探すのがおすすめです。ものが大きいだけに、いざ買ってみたけれど使わない……となった場合、意外と対処が面倒なので注意しましょう。
クッションの形状・タイプで選ぶ
車用シートクッションの形状には、大きく分けて3タイプあります。それぞれの特徴を見て、合うものを選びましょう。
腰当てタイプ・シートタイプ
運転中に腰が痛くなってしまう人は、現在の車のシートが腰にフィットしないことが原因になっている可能性があります。このため、腰や背中をサポートする「腰当てタイプ」を選びましょう。腰や背中を中心にカバーでき、腰の痛み対策につながります。
腰にかぎらず、全体的にフィットしていないという場合は「シートタイプ」がおすすめです。首から背中、腰、お尻にかけてサポートしてくれるので、ホールド感があります。
座布団タイプ
長時間座っていてお尻が痛くなったり、凝ってしまうという人は「座布団タイプ」を選んでみましょう。座席の上にのせるだけのシンプルなタイプで、高さの調節にも使えます。運転時の振動によってお尻が凝ってしまうため、座布団タイプのシートクッションを敷くことで快適度がアップしますよ。
首固定タイプ
首や肩が凝りやすい人は、運転中に無意識に首が前に出過ぎてしまったり、肩に力が入っている可能性があります。そういった場合は、シートのヘッド部分に設置する「首固定タイプ」のクッションがおすすめ。首・肩まわりをサポートすることで、正しい姿勢を取りやすくなり、ラクに運転できるようになります。
低反発・高反発で選ぶ
シートクッションのやわらかさも重要なポイントです。
高反発素材は、反発力が強いので弾力性が高く、正しい姿勢を保ちやすいです。へたりにくいので長く使えるのもメリット。ほどよいかたさを求める人に向いています。反発力が高いぶん、フィットしないと居心地悪く感じてしまう場合があります。
一方、低反発素材はやわらかく反発力が弱いぶん、自分の体型に合わせて沈み込むのでフィット感があります。包み込まれるようなやわらかさを求める方におすすめ。ただし、人によっては沈み込みすぎて安定感を感じられないケースがあります。
固定方法から選ぶ
固定方法には大きく2通りあり、凹凸をカチッとはめ込むだけの「ワンタッチタイプ」、リングにひもを通してしっかりと固定できる「リングタイプ」があります。
手間がかからず設置できるのは「ワンタッチタイプ」ですが、振動によるずれや壊れにくさを重視するなら「リングタイプ」になるので、愛車のシート形状や好みで選びましょう。
そのほかの機能性で選ぶ
温度調節機能
車内の温度は季節によって大きく変化するもの。温度調節機能付きの車用シートクッションなら、1年中快適に過ごせます。
たとえば、夏は涼しい風を送れる「ファン内蔵型」や「接触冷却タイプ」だと快適です。冬の寒い時期は「ヒーター機能」で暖房があたたまるまで寒さに耐える必要がありません。これらの機能は商品説明に記載がありますので、ぜひチェックしてみてください。
通気性で選ぶならメッシュ素材
座席シートのムレが気になるという方は、メッシュ素材の車用シートクッションを選びましょう。サラッとした素材ではりつかず通気性がよいので、汗をかきやすい蒸し暑い時期でもムレを軽減してくれます。
洗えるものだと衛生的
シートクッションは、ドライバーが運転席に座っているあいだ、常に背中やお尻などに触れていることになります。
そうなると気になってくるのがにおいに関する問題。特に夏場は汗を吸収してしまうため、よりにおいがきつくなってしまいます。
そのため、シートクッションのカバーを取り外して洗えるタイプがおすすめです。できれば、クッション本体も、洗濯は難しいとしても、タオルなどに洗剤を溶かしたぬるま湯につけて拭くのがOKなタイプだと理想的です。
ワンポイントアドバイス
タクシードライバーにおすすめを聞いてみる
【エキスパートのコメント】
タクシードライバーといえば、長時間にわたって運転席に座る機会が多い仕事のひとつです。それだけに、お気に入りのシートクッションを使っている方を見かけることもしばしば。
もし、タクシーに乗る機会があったら、思い切って運転手さんに質問してみることをおすすめします。
たいていの運転手さんが懇切(こんせつ)ていねいにおすすめのシートクッションを教えてくれるはず。まさに口コミで得られる情報です。