9月20日、新型iPhone「iPhone 11」シリーズの販売が一斉に始まりました。都内のアップルストアでは開店を午前8時に早め、「出勤前に新しいiPhoneを手にしたい」と考えるビジネスパーソンが足を運んでいました。
9月上旬にオープンした旗艦店のApple 丸の内では、開店の午前8時までに約130名が列を形成。徹夜組を含む大行列が作られた3~4年前とは状況が一変しましたが、オンラインで予約を済ませたうえで受け取りに行くスタイルが定着したことが要因といえます。あえて並んだ人は、“年に1度のお祭り”を楽しむためにやってきたといえます。
行列に並んでいち早く購入した男性も、オンラインで予約を済ませていたものの、いち早く触ってみたいと考えて並んだそう。購入したのは、iPhone 11 Pro Maxのミッドナイトグリーン。毎年、最新iPhoneを購入しており、今回も発売を心待ちにしていたとのことです。店内で購入手続きを済ませている人の手元にあるiPhoneを見ても、ミッドナイトグリーンが多かったように感じました。
今回からiPhoneの展示方法が新しくなり、性能面での特徴を分かりやすく記載したシートが端末の手前に設けられました。専用アプリで画面に表示される情報と合わせ、機種ごとの違いが分かりやすくなったと感じます。展示台数もかなり余裕があり、カメラやApple Arcadeなどの新機能を実際に試して違いを感じてほしい、というアップルの思いが感じられました。
Apple 表参道、早くも大幅なリニューアルオープン
iPhone 11の発売日となった9月20日、Apple 表参道が店内を改装してリニューアルオープンしました。大きな変化が、店内の右手に「ビデオウォール」と呼ばれる大型ディスプレイを設置したこと。ウォールの前には、来店客が座れる木製キューブを配置し、来店者が無料セッション「Today at Apple」を楽しめるようになっています。ウォールの画面サイズはApple 新宿などの既存店と同じとのことでしたが、側面や背面が鏡面仕上げになっているのに驚かされました。新たなフォトスポットとして人気を集めそうです。