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【この記事のエキスパート】
作家/アウトドアライター:夏野 栄

作家/アウトドアライター:夏野 栄

作家、マルチクリエイター、アウトドア・ファッションのライター・エディターとして活躍。

アウトドア誌やファッション誌でジャンルを超えて連載。ライトノベルやゲームシナリオを執筆。

アウトドアでは『キャンプチャリ』の制作やキャンプ場プロデュースを手掛ける。またファッションマーケットの企画運営からプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。

『BE-PAL』や『camp hack』、『OCEANS』や『MonoMax』『Fine』といったメンズ誌のほか、女性ファッション誌にも参加。


足場の悪い場所でも安全に釣りができるようにサポートしてくれる「釣り用靴」。船上、磯、渓流などどんなフィールドで釣りをするのかが大切なポイントです。ダイワやシマノをはじめ、フェルト、スパイクなど多数の商品が発売されています。そこでこの記事では、釣り用靴の選び方とおすすめの商品を紹介します。

釣り用靴の選び方

それでは、釣り用靴の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】釣り用靴のソールの種類
【2】釣りをするフィールド
【3】釣りのスタイル

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】釣り用靴のソールの種類をチェック

釣り用靴にはソールに加工がほどこされたさまざまなタイプがあります。

ラジアルソール

出典:Amazon

一般的なゴム素材でできた靴底です。フラットなアスファルトや船上などにはラジアルソールがおすすめ。

フェルトソール

出典:Amazon

底面にフェルト加工が施されたソールです。渓流やサーフなど、つるつるした石などがある場所におすすめです。しかし、ごつごつした場所や凸凹があるところではグリップがききづらいので注意が必要。また、すり減ってしまうのでこまめにチェックが必要です。

スパイクソール

出典:Amazon

底面にステンレスなどの突起物があるソールです。凹凸の多い場所やコケなどが生えている場所におすすめです。足場の悪い場所でも高いグリップ力を発揮してくれるので、はじめて購入する人はスパイクソールを選ぶとよいでしょう。

フェルトスパイクソール

出典:Amazon

その名のとおり、フェルト地にスパイク機能が搭載されたソールのことです。磯などで、移動しながら魚のいるポイントを探すスタイルの方には疲れにくくおすすめです。

フィールドに応じたソール選びがキモ!

【エキスパートのコメント】

渓流や川の中、濡れた堤防や小磯などで釣りをする場合、フェルトソールやフェルトスパイクのソールがおすすめ。最近では渓流用の「滑らないラバーソール」という商品も登場していますが、現状フェルトを選んでおいて間違いありません。

また磯ではスパイクは必須で、さらにラジアルのような溝が深いソールが理想的。とはいえ磯でも水に立ちこむことが多い釣りをする場合、消耗は激しくなりますがフェルトスパイクがおすすめです。

【2】釣りをするフィールドをチェック

【エキスパートのコメント】

フィールドに応じた靴選びのアドバイス

水に濡れ、かつコケなどで滑る釣り場ではフェルトやスパイクソールの靴を選ぶ必要があります。起伏が激しくかたい磯では、滑らないソールに加え頑丈なアッパーの靴が必須。船で釣りをする際にはデッキ上で滑りづらく、水に強い靴がおすすめです。また足をとられる砂浜で長時間釣りをする場合には、ウォーターシューズに近い特性をもったサーフシューズがおすすめです。

【3】釣りのスタイルをチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

釣りでは同じ釣り場でも、さまざまなスタイルの釣り方があります。また、釣り方によってさらにタイプの違う靴を選ぶのもポイントのひとつ。さらに、水際から濡れない状態で釣る場合や、水中に立ちこみながら釣るケースもあります。

1点のポイントに長く留まる釣りと、ポイントを次々変えて移動する釣りでは最適な靴は変わります。移動しない釣りであれば、完全防水の長靴(ブーツ)タイプでも構いません。もし移動が多い場合、濡れることを想定した軽快な靴がおすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)