お笑い芸人のレイザーラモンRGが8月31日、東京・台場のフジテレビで行われた同局のトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.23』の夜公演にゲスト出演し、独特すぎる扮装の裏側を明かした。
漫画家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインによる同ライブ。ヒャダインが「どうぞ!」と呼び込むと、会場にゴダイゴの名曲「ガンダーラ」が響きわたり、RGはこの場が初出しだという「最近のタケカワユキヒデ」の扮装で登場した。
誰もが「なぜ今タケカワユキヒデ?」という疑問を浮かべる中、RGは「細川(たかし)さんにこのジャケットを頂いたんです。でも着たときに、細川さんというより、タケカワさんだなと思って」とインスピレーションがわいたそうだ。
話題の扮装を瞬時にSNSで公開するRG。女性セブンの元TOKIO・山口達也さんのインタビュー写真を見て、「すぐに白T(シャツ)買おうと思った」といい、能町から「それやったら叩かれますよ」と忠告を受けるも、「でもやりたくなっちゃうんだよなぁ。病気なんですよ」と止まらない衝動を明かした。
また、RGは「保釈時の変装カルロス・ゴーン」を速攻で披露したことも話題となったが、「(千原)ジュニアさんから『ゴーンやるなら今しかないやろ』と電話を頂いたんですけど、その時点で何人かがTwitterに上げてたんです」と、実は遅れを取ったのだそう。その理由は「あの(作業用)帽子がなかったんです。通販で取り寄せるのにタイムラグがありました」とのことで、先に上げていた人たちのゴーンに「やっぱり目力が足りないな」と感じていたRGは、完璧な帽子と目力を意識した写真を公開し、見事に話題をかっさらった。
ここまで全力で扮装を披露する背景について、RGは「Twitterが流行りだしたときに、僕、助けてもらったんです」と説明。「2005年に(相方の)HGがバーンと売れて、そこにものまねする形でついていって、当時の2ちゃんねるとかにマジでボロカス言われたんです。でも、“あるある”のネタをTwitterでやることでみんなに褒めてもらって、アイデンティティが確立されたので、誰よりもTwitterの皆さんを楽しませたい…というのがあっての宮崎文夫でした」と、あおり運転の容疑者まで扮装することの理由も含めて打ち明けた。
この夜公演と昼公演の模様は、フジテレビなどできょう20日(深夜3:05~4:05)に放送され、後日、同局の動画配信サービス・FODで配信。次回のライブは9月28日に行われ、夜公演にはハライチの岩井勇気が登場。その次は10月27日に開催され、夜公演ではパンサーの向井慧を迎える。