自分をありのままに評価する感情、”自己肯定感”。これが低い人の気持ちを描いた漫画が公開され、注目を集めています。投稿したのは、「戦うみみちゃんと不条理な世界」などの著作がある漫画家・うさぎのみみちゃんさん。

  • 肯定を受け止めるバケツの底が抜けている

”ほめて伸ばす”なんていう言葉がありますね。しかし、自己肯定感が低い人をどれだけほめても、実は「意味をなさない」。なぜかというと、そもそも「肯定を受け止めるバケツの底が抜けているから」…。底の抜けたバケツに水を注いでも、満たされることはありません。同じことが心の中で起きているのだと、うさぎのみみちゃんさんは言います。

また、このバケツを補修したり、あるいは代わりを探したりできるのは、じつは自分だけなのですが、この点についても「これがなかなかに難しい」とコメント。それどころか、「せっかく誉めてあげてるのに失礼とか言われがち」と、評価されたことに気づかずスルーしてしまうことで、相手と軋轢が…そんな悲しい”すれ違い”が生まれてしまうことについても触れていました。

この投稿に対して、読者の皆さんからは「スゲ~分かる」「めちゃくちゃわかる」「わかりみがすごい」「めっちゃ共感します」「とても心に刺さって、同時に、目から鱗」と共感の声や、「例えば恋人に『好き』って言われても『本当か?』って思ってる」「夫さんにほめられても、言ってくれたことを中々受け止められず…」と自身の経験についてのコメントが多く寄せられていました。

公開からおおよそ1日で、約7,000件のリツイート、21,000件のいいねが集まり、話題になっています。