JR東日本高崎支社はこのほど、2020年4~6月に開催される群馬デスティネーションキャンペーンに向けて、「SLぐんま」に使用される旧型客車の内装を昭和初期の木目調にリニューアルすると発表した。

  • 「SLぐんま」旧型客車のリニューアル後イメージ

旧型客車7両のうち、1両はボックス席・ロングテーブル席・サービスカウンターを備えたラウンジカーに改装。イベント時を除き、乗客のフリースペースとして使用する。

リニューアル後の「SLぐんま」は、「会話がはずむ列車」をメインコンセプトとして車内での過ごし方を演出。蒸気機関車と鉄道に興味を持ってもらうきっかけとして、蒸気機関車の歴史やしくみなどをまとめたリーフレットを小学生以下の子を含むグループに配布する。テーブル下の栓抜きを使用する体験や、ラウンジカーでのカルタ遊びなどのイベントも実施する予定だという。

  • ラウンジカーボックス席イメージ

  • ラウンジカーロングテーブル席イメージ

  • ラウンジカーサービスカウンターイメージ

リニューアルにともない、現行の旧型客車での運行は10月28日までとなる。リニューアル後の旧型客車での運転開始は2020年4月の予定。詳細な日付等は2020年1月下旬頃に発表される。