伊豆箱根鉄道は18日、大雄山線で活躍する5000系5505編成の塗色を従来の青色からミントグリーンに変更し、「ミント・スペクタクル・トレイン」の名称で9月26日から運行開始すると発表した。
大雄山線5000系は1984(昭和59)年に鋼製車体の第1編成が導入され、1986年に導入された第2編成からステンレス製車両に変更された。外装は第1編成から一貫して青を基調とした塗色を用いてきたが、導入当初は赤と緑も候補として挙げられ、デザイン画も作成されたという。
こうした経緯を踏まえ、今回の塗色変更では当時採用されなかった緑を基調としつつ、より色鮮やかなカラーとしてミントグリーンを採用。色鮮やかで壮観な様子を表現するため、「ミント・スペクタクル・トレイン」と命名した。
9月26日に運行開始した後、10月には運行開始を記念する記念乗車券を発売する予定となっている。