BIGLOBEは9月18日、「お金に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月4日~9日、インターネットを利用し、かつスマホを所有する全国の20代~60代の男女1,000名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

  • お金に関して不安を感じる理由

    お金に関して不安を感じる理由

調査によると、9割弱の人が「お金に不安を感じることがある」とのこと。その理由を聞くと、「収入が少ない」(59.1%)、「貯蓄や資産が少ない」(53.5%)、「老後に年金がもらえるかわからない」(43.1%)が上位に。

また、消費税増税については、反対派が76.0%(反対43.5%、やや反対32.5%)と、7割を超える結果に。「増税後の購買行動がどうなるか」を聞くと、半数近くが「変わらないと思う」(48.3%)と回答。次いで「消費がやや減ると思う」(26.9%)、「消費が減ると思う」(20.8%)と続いた。

  • 税金の用途について疑問を感じるか

    税金の用途について疑問を感じるか

続いて、税金の用途について聞いたところ、約9割が「疑問を感じる」(感じる56.7%、やや感じる33.2%)と回答。その割合は、20代・30代では約8割と他年代よりも低く、40代になると9割を超え、年代が上がるに連れ割合が高い傾向が伺えた。

また、「税金の用途で重視してほしいこと」を尋ねると、「年金制度改革」(48.6%)、「医療費補助」(47.5%)、「育児支援」(30.2%)が上位に。年代別で見ると、20代は「最低賃金向上」が40%、30代は「育児支援」が41.5%、60代は「年金制度改革」が65%と、それぞれ他年代よりも高い結果となった。