女子バレーのワールドカップ2019が9月14日、開幕した。世界ランク6位(2019年1月1日時点)の日本は初戦のドミニカ共和国戦に勝利したものの、続くロシア戦と韓国戦に痛い敗北を喫し、1勝2敗と黒星が先行。きょう18日の対カメルーン戦から巻き返しを狙う。
14日に横浜アリーナで開催されたドミニカ共和国戦に3-1で勝利し、幸先のいいスタートを切った中田JAPAN。だが、翌15日のロシア戦では相手の高さに苦しみ、セットカウント2-1から2セット連取されて痛い星を落とした。続く16日はアジアの宿敵・韓国との一戦となったが、相手のエース、キム・ヨンギョン選手にブロックの上から次々と強打を決められ、1-3の逆転負けを喫した。
黒星が先行する形になってしまったが、18日に対戦するカメルーンは世界ランク17位と格下の相手。ここで確実に勝利し、翌19日に控える世界ランク2位の中国戦に弾みをつけたいところだろう。
大会期間中は試合会場外でも、日本代表の戦いを盛り上げるための工夫がなされている。例えば、横浜アリーナではバレーボール大会のマスコットキャラクターであるバボちゃんが登場したり、世界バレーの公式グッズが販売されていたりと盛り上がりを見せていた。
また、久光製薬や日産、日清製粉グループなどの協賛企業がブースを出展していた。各企業のブースは、SNSを活用したキャンペーンや商品配布を行いながら、来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックの公式グッズも販売。バレーボールファンはもちろん、ルールにあまり詳しくないバレー初心者でも充分楽しめるようになっていた。