子どもが生まれると、自分の物だけではなく子どもの物がとっても増えます。
そして、どんどん大きくなるにつれて、物もどんどんと増えてしまい、『いつ』『どこで』『どんなふうに』我が家に来てくれた物なのか分からなくなってしまうことってあると思います。けれど、そのひとつひとつには思い出が少なからずあると思うのです。
赤ちゃんの頃に大切にしていたぬいぐるみやおもちゃ、気に入っていた入れ物……など、自分がそうであったように、どんなに両親が思い出を話してくれても、あまり思い出せないことが多いように感じます。
これは息子が赤ちゃんのときからずっと一緒のクマちゃんですが、9才になった今でも相棒のように一緒に眠ったりお風呂に入れたりしています。けれど、もうすぐ小学校高学年。きっとそろそろお部屋のどこかから見守ってくれるような存在になっていきそうな気がしています。