MUJI HOUSEはこのほど、平屋建て商品「陽の家(ようのいえ)」の発売を開始した。
無印良品の家は、耐震性および耐久性の高いSE構法の採用にした住宅。「ダブル断熱」を採用し、10年先を見据えた高い断熱性能を実現している。また、シンプルな箱状の外観で、間仕切りを少なくした一室空間が特長。ライフスタイルや家族構成の変化に合わせ、空間構成を柔軟に変えることができるという。
同商品は、MUJI HOUSEとしては5年ぶりの新商品となる。初の平屋専用商品で、耐震性や断熱性など住宅に求められる本質的な性能を追求しつつ、平屋だからこそ得られる庭とのつながりを重視し、フラットで快適な居住スペースを持つ商品とした。
庭とのつながりを楽しめるように窓をすべて壁に引き込むことができる全開口サッシを採用。ウッドデッキとの段差をなくし室内と屋外を緩やかにつなぐことで、広々とした空間を実現した。テーブルを庭に出して食事を楽しむなど、室内での行動を庭に出すという新しい暮らし方を提案している。
外壁には国産杉を使用した木製サイディングを標準設定した。オプションでつなぎ目のないオリジナル塗り壁調仕上げも選択できる。リビングは、平屋でありながら開放的な空間をつくるために、建物の形そのままが現れる勾配天井とした。
キッチンは、オリジナルカウンター付フレームキッチンを設定。キッチンカウンターの下をオープンにすることで、無印良品の収納アイテムを納められるだけでなく、使い勝手に合わせてカスタマイズできるという。
洗面器は、MUJI HOTEL採用の無印良品オリジナルのもの。表面は落ち着きのあるマット仕上げで、無印良品らしいシンプルなデザインとしている。
「陽の家」間口5間半(10.01m)×奥行5.25間(9.555.m)タイプの標準仕様本体工事価格は税別1,598万円(建築面積95.64平方メートル、床面積80.32平方メートル)。
モデル棟(千葉県いすみ市)の見学は、9月21日より毎週土日祝日限定・予約制で実施する。詳細は公式サイトで案内している。