スポーツクライミング第22回JOCジュニアオリンピックカップ南砺2019 が9月14日~16日、富山県南砺市立の桜ヶ池クライミングセンターで開催された。14と15日には予選、16日には決勝が行われた。
競技は男女ジュニア(2000年、2001年生まれ)、男女ユースA(2002年、2003年生まれ)、男女ユースB(2004年、2005年生まれ)、男女ユースC(2006年、2007年生まれ)の計6クラスで行われた。
JOCジュニアオリンピックでは、リード競技のみが行われる。リードクライミングは高さ12m以上の壁で、コースをどこまで登ることができるかを競う種目。競技の制限時間は1本のルートにつき6分間。選手はロープのつながったハーネスを装着し、途中の確保支点にロープをかけることで安全を確保しながら登り、最後の支点にロープをかけると完登となる。
今大会には男子111名、女子93名、計204名の選手が参加。決勝には、ジュニアクラスが男女各6名、ユースAは男子10名、女子8名、ユースBは男女各10名、ユースCは男子10名、女子9名が出場。決勝戦の出場人数は、参加人数により定員が決定する。
大会の総合優勝は、女子が新潟県山岳協会の栗田湖有(くりたみう)選手、男子が専修大学付属高等学校の百合草碧皇(ゆりくさあお)選手が入賞した。本大会の入賞者は、アジアユース選手権の「補欠候補選手」として選考される。
大会の会場では企業のブースも設置され、久光製薬のクライミング体験コーナーでは、子どもたちで大いに賑わった。