ショッピングイベント「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2019」が14日、東京・表参道ヒルズで行われ、女優の柴咲コウ、モデルの冨永愛、森星、福士リナ、デザイナーのフィリップ・リム、歌手でドラマーのシシド・カフカが出席した。
同イベントは、2009年にアメリカ版『VOGUE』の編集長アナ・ウィンターの提唱によって始まり、「ファッション業界の活性化」をグローバルな目的として『VOGUE』を発行する国が各地で開催する世界最大級のショッピングイベント。11回目を迎える今年は5カ国10都市で開催され、日本では東京(9月14日)、神戸(10月19日)、名古屋(10月26日)、大阪(11月16日・17日)の4都市で開催される。
今年は「Fashion×Sustainability(地球環境を保全しつつ持続可能な産業や開発)」に根ざした取り組みも行っており、レースの衣装を見にまとい、完璧なプロポーションを披露した森は「自分がまさにモデルとしても、1人の人間としても、物を使う責任を問うてる最中で、こんなにバッチリなテーマはないなと思うくらいなので、参加できて嬉しいです」と声を弾ませ、「洋服業界においてはそれが当たり前の行動になって、かっこいいなって時代になっていくのかなと思います」と期待を寄せた。
また、環境省の環境特別広報大使を務める柴咲は、昨年は神戸で行われた同イベントに参加したそうで「東京もまた違う盛り上がり方で新鮮ですね、華やかです」と会場を見渡し、「私の役割としては環境のことを多くの人に広めていくことなので、こういったイベントに出演できてありがたいです」と感謝した。
さらに、2009年の第1回目から同イベントに参加しているという冨永は「『VOGUE』が20周年ということで、おめでとうございます。私のキャリアも20年以上なんですけど、最初の高校のときの制服のときから盛り上げていただいて、それが取っ掛かりで海外に出ることになったんですよね」と感慨深げに語り、大胆なスリットが入った衣装が話題に上がると「今日はすごい格好をして来ました。年々成長しているイベントなので、私も年々パワーアップしています(笑)」と笑顔を見せた。
同セレモニーのオープニングでは、SEKAI NO OWARIによるスペシャルライブが行われ、『スターライトパレード』『RAIN』『LOST』の3曲を披露し、上の階までぎっしりと詰め掛けた観客を熱狂させた。