元SMAPの草なぎ剛が14日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた主演映画『台風家族』(公開中)の全国89館生中継舞台挨拶付上映イベントに、共演のMEGUMI、甲田まひる、藤竜也、市井昌秀監督とともに登壇した。
「サンキューベリーマッチョ!」「I LOVE 剛、I LOVE 台風家族」「まんまん満足」と最初からハイテンションの草なぎは、「最初から空回り」と自分でツッコミ。そして、「ここ六本木も満員御礼で僕満足なんですけど、88館の地方のみなさんも足を運んでくれてありがとうございます」「公開も危ぶまれていて、こんなにたくさんの方が毎日来ていただいて、本当にうれしく思っています」と感謝の思いを語った。
市井監督も「紆余曲折ありましたが公開され、たくさんの方に見ていただいて2週目を迎えられることをうれしく思っています。本当にありがとうございます」と観客に感謝し、「草なぎさんがいてこそシナリオが進んだ。小鉄という台風のような人物が草なぎさんで本当によかった。まだまだキャンペーンは続くし、また草なぎさんと全国を回れることをうれしく思います。ありがとうございます」と草なぎにも感謝の思いを伝え、2人でガッチリ握手を交わすと会場から拍手が。なお、全国で舞台挨拶を行っており、「先行上映から数えて今日で25回。草なぎさんとも23回」と明かした。
草なぎにとっても特別な作品になったようで「僕自身も素敵な作品に出会えたのが本当に幸せなことで、これを機に頑張っていこうと思います」としみじみ。そして、「本当にたくさんの人に支えられて僕は作品に出演しています。今日も全国各地の劇場から応援してていただいて、みんなの力を借りて頑張っていくしかないので、これからも手を取り合っていい作品を。そして、台風家族あと13日間、最後まで手を抜かず、1人でも多くの方に幸せを感じていただけたら」と感謝の思いを込めながら語った。
草なぎは去り際まで映画をPR。「サンキューベリーマッチョ!」「#台風家族あと13日」などとハイテンショントークで盛り上げた。
本作は、主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、9月6日より3週間限定で公開中。世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた物語で、鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。