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【この記事のエキスパート】
愛玩動物飼養管理士/キャットケアスペシャリスト:古川 諭香
愛玩動物飼養管理士やキャットケアスペシャリストの資格を活かしながら、様々なWebサイトや紙媒体で猫情報を配信中。
産まれてから今まで猫がいなかった日はなく、現在は3匹の猫たちと生活中。「猫と人間が幸せに暮らす」をテーマに、猫が喜ぶ注文住宅も建築済み。
猫にとって「おやつ」は一日の楽しみのひとつ。健康で長生きしてほしい愛猫には、安全な原料を使ったおやつをあげたいですよね。本記事ではプロからのアドバイスをもとに、猫用おやつの選び方とおすすめ商品をご紹介。人気の無添加や歯磨きおやつ、ご褒美の高級品などを厳選しました。
安心なものを
猫用おやつの選び方
市販の猫用おやつを選ぶポイントをご紹介します。ポイントは次のとおり。
【1】おやつのタイプ
【2】猫の健康を考えた機能
【3】食いつきのいいもの
【4】原材料をチェック
【5】カロリー
これらのポイントをおさえることで、あなたにピッタリの商品が見つかります! 一つひとつ解説していきます。
【1】おやつのタイプを選ぼう
猫用おやつには、おもにドライタイプ、ウェットタイプ、ジャーキータイプ、フリーズドライタイプなどが挙げられます。ほかにも、ガムやゼリーなどがありますが、代表的なタイプのそれぞれの特徴をみていきましょう。
ウェットタイプ|嗜好性の高く食べやすい
猫が大好きな『ちゃおちゅーる』を代表とするウェットタイプは、嗜好性の高さが魅力。ペースト状のものや、液状のものがあります。水分量含有量が多いため、ふだんあまり水を飲まない猫にもおすすめです。お皿に出さずにそのままあげられるタイプが便利です。
ドライタイプ|しつけ・持ち運び用に
ちいさな固形のドライタイプは、与えやすさNo.1。持ち運びがしやすく与えやすいので、動物病院での待ち時間に与えたりと外出時に適しています。
また、1粒ずつ与えることができるので、カロリーの調節もしやすく食べすぎを防げます。便利な個包装になっている商品も多いですよ。
ジャーキータイプ|噛み応え抜群の食べ応えがある
素材を乾燥させて作られたジャーキータイプのおやつは、噛み応えが抜群です。使われる素材は、ささみやサーモンなどの動物性素材なので、たんぱく質が豊富。ほかにも、野菜を干して作られたジャーキーもあります。
フリーズドライ・素材そのままタイプ|栄養補給に
フリーズドライとは、素材をそのまま凍結乾燥して作られる製造方法。そのため、栄養が失われず、添加物も使用されていません。フリーズドライ以外にも、かつお節や煮干しなど素材そのままの味を楽しめるおやつもあります。ふだんの食事で栄養不足が気になる場合におすすめで、キャットフードのトッピングとしても使われます。
【2】猫の健康を考えた機能をチェック
猫用おやつのなかには、デンタルケア効果や毛玉ケア効果などが期待できる商品があります。
毛玉ケア|食物繊維を多く配合
毛玉ケア用のおやつには、食物繊維が豊富に含まれています。その食物繊維の働きで、飲み込んでしまった毛が便とともに排泄されます。毛玉を吐きやすい猫や、毛玉ケアのキャットフードを食べてくれない猫には、毛玉ケア仕様の猫用おやつを与えてみてください。
デンタルケア|噛むことで口のなかをきれいに
猫には人間のように歯磨きをすることはありません。しかし、歯磨きが不要というわけではなく、適切なケアが必要です。ブラシを使って歯磨きをしてあげることもできますが、猫の性格によっては口元を触られることを嫌がり、じゅうぶんに磨けないケースもあります。すると、口臭や虫歯の原因に。
噛むことによって歯磨き効果が期待できるデンタルケアタイプのおやつであれば、自然と歯の健康を守ることができます。最近ではデンタルケアに特化したおやつなども登場していますのでチェックしてみましょう。
腎臓ケア・下部尿路ケア|シニア猫に
猫が抱えることになってしまいやすい健康トラブルとして、腎臓病や尿路結石などが挙げられます。猫の体質にもよりますが、悪化すると命にも関わりますので飼い主としてとくに注意しなければならないポイントです。
そこで、最近では腎臓ケアや下部尿路ケアをはじめとした猫の健康をサポートしてくれる成分の入ったおやつも増えています。高齢の猫にはもちろんのこと、健康が気になる猫には健康サポート機能を重視しておやつを選ぶようにしましょう。
【3】食いつきのいいおやつを選ぼう
味の好みは猫それぞれですが、比較的食いつきがよいポイントをご紹介します。
素材の香りがしっかりと残っているものを
猫は、ささみやかつおなど、食べ物の強い匂いを好む傾向があります。なるべく素材の匂いが強いおやつを選ぶと、食いつきがよくなるでしょう。
アソートタイプなら複数の味を楽しめる
ひとつの味だと飽きる猫には、複数の風味がセットになったアソートタイプのおやつがおすすめ。いろいろな味を試すことができるので、「猫の好みがよくわからない」という方にもぴったりです。
【4】原材料をチェックして
猫用おやつの原材料をチェックして、できるだけシンプルな素材でつくられたものを選ぶとよいでしょう。また、塩分やカロリーが少ないものを選ぶのもポイント。おやつの食べすぎは、肥満につながるおそれもあります。飼い主がしっかりとカロリーコントロールしてあげてくださいね。
「合成着色料」や「合成酸化防腐剤」が無添加のものを選ぶ
パッケージ原材料に「黄色4号」「青色1号」などといった表記がある場合は、合成着色料が含まれていることを意味します。合成着色料を長期的に摂取し続けると、発がん性が高まる可能性が危険視されており、注意が必要です。
また、「BHA」や「BHT」といった表記は合成酸化防腐剤を意味し、こちらも長期的に摂取し続けると、健康に悪影響を及ぼすおそれがあるといわれています。「ささみ」「かつお」など、なるべくシンプルな素材でつくられたおやつが安心ですね。
【5】カロリーは低めのものを
猫用おやつのなかには、高カロリーの商品もあります。おやつは、キャットフードにプラスして与えるものなので、高カロリーのおやつは肥満につながるおそれも。食事量とのバランスを考えて、カロリー低めのおやつを選びましょう。
一方で、キャットフードをあまり食べないというシニア猫などは、高カロリーのおやつで栄養をとるという方法もあります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)