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【この記事のエキスパート】
CPA認定チーズプロフェッショナル/JSAワインエキスパート:築山 紀子
静岡県出身、兵庫県在住。
日本ソムリエ協会認定のワイン資格を取得後、ワイン検定ブロンズクラス・シルバークラス講師として、おつまみ付きワイン教室を開催。
チーズプロフェッショナル協会認定のチーズ資格を取得後、ワインとチーズの楽しさをより多くの方に届けるべく、初心者向けの基本知識や料理レシピコラムなど、ワインサイト・料理サイト内のWEBライターとして執筆活動中。 ワインとおつまみのある暮らしをより身近に、自宅で作る簡単でちょっとおしゃれなレシピを料理サイトやブログでご紹介しています。
ほかのチーズより低カロリー・低脂肪・高たんぱくなカッテージチーズ。たんぱくな味わいで料理へのアレンジもしやすいチーズです。この記事ではカッテージチーズの上手な選び方とおすすめの商品をご紹介。健康や美容を意識したい人にはぴったりです。簡単レシピも合わせて紹介しています。
CPA認定チーズプロフェッショナルに聞く
カッテージチーズはどう選ぶ?
CPA認定チーズプロフェッショナル・築山紀子さんに、カッテージチーズを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
【1】食感が異なるチーズのタイプ
【2】料理にあわせる
【3】使い切れる容量
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】食感が異なるチーズのタイプによって選ぶ
【エキスパートのコメント】
カッテージチーズには、ぽろぽろとした「粒状」タイプをはじめとして、「うらごし」タイプ、「固め」タイプなどの種類があります。
一般的な「粒状」タイプは、見た目が木綿豆腐やおからのような形状です。「うらごし」タイプは、クリームチーズのような見た目で、パンなどに塗りやすいなめらかなテクスチャーとなります。「固め」のタイプが、「パニール」と呼ばれるインドなどで古くから作られているチーズです。凝固した乳を脱水しさらに固めた、島豆腐のような見た目と食感。通常タイプよりもコクと弾力があり、熱を加えても形状が変わりづらいことから、料理に使用しやすい形状です。
【2】サラダやケーキなど料理にあわせて選ぶ
【エキスパートのコメント】
粒状タイプは、サラダのトッピングやフルーツにそのまま添えるなど、シンプルで手軽に使用できるため、日々の食事に取り入れやすい一般的なタイプです。うらごしタイプはなめらかなので、パンやクラッカーにそのまま塗ったりディップソースとして使用したりと、ほかの食材と混ぜやすく、チーズケーキなどスイーツ作りにも便利な形状となります。
固さのあるパニールは、煮込み料理や揚げ物料理などに使用できます。通常のカッテージチーズよりも脂肪分があるのでコクがあり、豆腐のような食感も人気です。パラックパニールというインドカレーなど、最近では手軽に購入できるレトルト食品でも使用され、注目されています。
【3】使い切れる容量で選ぶ
【エキスパートのコメント】
カッテージチーズは新鮮さが要(かなめ)のフレッシュタイプのチーズです。フレッシュチーズは賞味期限にかかわらず、開封後は早めに食べ切ることがおいしさにつながります。購入する際は使用する用途に応じて、少量タイプや大容量タイプなど、使い切れる分の容量で選びましょう。
粒状タイプやうらごしタイプは、少量の100~200gほどで売られています。日々の食事で手軽にカッテージチーズを取り入れたい方にはデイリーで使用しやすく、残さずに使い切れることもポイントです。パニールのような固めタイプは、200~1kgなど容量サイズもさまざま。ミルク本来の風味や優しい食感を味わうためにも、使い切れるように容量から選ぶことが重要です。