ゆいレールを運行する沖縄都市モノレールは12日、沖縄県知事から「首里・てだこ浦西間の運輸開始認可書」が交付され、これをもって「10月1日(火)より浦添延長区間を開業いたします」と発表した。

  • ゆいレールが浦添延長開業にともなうダイヤ改正を10月1日に実施(写真はイメージ)

浦添延長開業にともない、10月1日に平日ダイヤの改正、11月2日に休日ダイヤの改正も実施する。ただし、10月の土日祝日は臨時ダイヤ(那覇大綱挽きまつり・産業まつり等)での運行を予定している。

平日ダイヤはこれまで、金曜日以外は日中10分間隔(257本)、金曜日は日中8分間隔(273本)で運行していたが、ダイヤ改正後は金曜日も含めて日中8分間隔(276本)の運行に。朝ラッシュ混雑緩和対策として首里発那覇空港行も設定し、7時44分から8時24分までの40分間、首里駅から4分間隔の運転として混雑緩和を図るとしている。

休日ダイヤはこれまで、土曜日が日中8分間隔(237本)、休日が日中10分間隔(217本)で運行していたが、ダイヤ改正後は土曜日も含めて日中8分間隔(238本)の運行となる。

また、浦添延長開業を記念し、10月20日に「お客様感謝デー」を開催。始発列車から最終列車まで全線が無料となる無料乗車券を駅で配布する。当日は臨時ダイヤでの運行となり、無料乗車券のQRコードを自動改札機にタッチすることで乗車できる。