ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、日本においてVisaデビット並びにVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数が1,000万枚を突破したことを記念し、都内でイベントを開催した。会場にはスティーブン・カービン代表取締役のほか、元レスリング選手の吉田沙保里さんやお笑いタレントのダンディ坂野さんも登場。Visaの利便性をアピールした。

  • 東京・銀座で行われた「Visaデビット・Visaのタッチ決済 1,000万枚達成記念イベント」

世界中で浸透が進むキャッシュレス決済

2006年に日本でサービスが提供されたVisaデビットは、現在29行の金融機関から発行されており、日本での発行枚数はここ2年間で約2倍に成長している。また2013年に対応カードが発行開始されたVisaのタッチ決済も、ここ6ヶ月間で発行枚数が約2倍に伸びるなど、普及が加速化。加盟店が利用する端末数も400%の成長がみられるという。

ビザ・ワールドワイド・ジャパンのスティーブン・カービン代表取締役は「非常に洗練された文化とコミュニティがある日本が、いまなお現金に頼っているのはなぜでしょうか。原因は多様な決済方法が乱立していることにあります」と述べ、キャッシュレス決済の割合が約20%に留まっている現在の日本の状況について説明する。

  • ビザ・ワールドワイド・ジャパン スティーブン・カービン 代表取締役

そのうえで、2020年の東京オリンピックにおいて、キャッシュレス決済に慣れた多くの訪日外国人観光客が訪れ、キャッシュレス決済を期待すると示唆。現金に比べ約半分の時間で決済が完了し、かつ高いセキュリティを備えるVisaのタッチ決済によって、消費者はより良い支払い体験を得ることができると述べた。

  • 商取引のデジタル化が進む中、VisaはEC取引でも対面取引でも同じ支払い体験を目指す

  • 消費者は支払いに安全性とスピードを求める一方、決済手段の乱立に混乱しているという

続いてイオンフィナンシャルサービス、三井住友カード、三菱UFJ銀行、決済端末を作っているSquareなどの代表者らが登壇。VisaデビットおよびVisa タッチ決済への対応状況と展望について語った。

吉田沙保里さんとダンディ坂野さんが決済対決!

会場には、VisaデビットとVisaのタッチ決済対応カード発行枚数1,000万枚突破を記念して、元レスリング選手の吉田沙保里さん、お笑いタレントのダンディ坂野さんも駆けつけた。

Visaカラーのドレスで登場した吉田さんは、「現金とキャッシュレス決済、どちらを利用しているか?」という質問に、「最近はキャッシュレスが多いですね。殆ど現金を持ち歩かなくなりました」と回答。それに対しダンディ坂野さんは「こう見えましても割と古風なもので、ギャグも古風ですが、現金決済が多いですかね」と答えた。

  • 決済方法はカード派だという吉田沙保里さんと、現金派のダンディ坂野さん

Visaのタッチ決済を行う吉田さんと、現金決済を行うダンディ坂野さんでお買い物の速さを競った「ダンディ坂野は吉田沙保里に勝てるのか!? お支払い最速対決」では、素早く商品をピックアップしたものの、決済速度で吉田さんが巻き返して勝利。

  • 商品選びでダンディ坂野さんが先行するも、吉田さんが決済の速さで勝利

吉田さんは「お買い物でモタモタしてしまってヤバい!と思ったんですけど、カードでピッとやるだけなので、(ダンディ坂野さんが)お金を出している間にお会計を終えられました」とコメント。敗者に1つだけお願いができるという勝者の権利で、ダンディさんが会場で披露した新ギャグ「キャッシュ、“レス”」の共演を望み、会場を笑いで包んだ。

  • 新ギャグ「キャッシュ、“レス”」を2人で披露した