元SMAPの中居正広、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太、千鳥のノブがこのほど、都内のスタジオで行われた日本テレビ系バラエティ特番『中居正広の【悲報】館』(22日22:30~23:25)の収録に参加。中居が、山里に女優・蒼井優との新婚事情に躊躇(ちゅうちょ)なく切り込んだ。
この番組は、6年半続き、今年3月に終了した同局系バラエティ番組『ナカイの窓』のチームが再集結し、視聴者から「悲しいけれど、ちょっと笑える不幸話」を募り、笑い飛ばしていくトークバラエティ。山里に結婚発表後、初めて会ったという中居は、他人の不幸話が好きなだけあって「全然面白くない。1ミリもおめでとうとか思ってない」と不満げで、山里は「この日本中であのニュースを悲報と言ってるのは、(明石家)さんまさんと中居さんだけですよ!」と訴える。
その流れで、中居が「会見とか、大変だった?」と振ると、山里は「大変でしたよ。会見まで絶対バレないはずだったんですよ…」と苦労話を披露しようとするが、中居は「違う違う違う。(吉本興業の)社長のほう」と別の話題に変えようとし、山里は「そっち!? 俺の蒼井優の結婚は“令和の奇跡”って言われてもっと皆さんに味わってほしかったのに、その直後、弊社の会見で全員が忘れてんだよ! 俺も5時間半しゃべればよかったよ!!」と愚痴をこぼした。
そんな中居も、山里の新婚生活はやはり気になる様子で、本人へ質問攻めしていく展開に。「子どもが生まれたら名前はどうするの?」「朝起きたら『おはよう』って言ってくれるの?』「一緒に食事するの?」「その顔でキスするの?」「おしりの○○については告白したの?」など、次々に問いかけていった。
一方で、自分の子供ができたら「“かな”っていう名前にしようかと思って。“中居かな”になると、上から読んでも下から読んでも“なかいかな”になる」となぜか自信満々に語り、山里は「今の話聞いて思った。結婚遠いな(笑)」とバッサリ。さらに、蒼井が山里のために早く起きて朝ごはんを作ってくれることを聞いた中居は「気持ち悪りぃんだけど!」と言い出し、山里は「早くこの人の辞書に『愛』っていう言葉を入れてくれ!」と嘆いた。
この収録でひとしきり質問を受けた山里は「こんな風に蒼井さんのことをイジられるのが、正直ほとんど初めてなんですよ」と、中居の容赦ない突っ込み方に驚がく。ノブも「本当はめっちゃ聞きたいんですよ。山ちゃんに(蒼井の)裸の絵とか書いてほしいくらい。でも、やっぱり向こうは女優さんだから…」と、切り込んでいった中居に感謝していた。
また、3人の中で唯一の独身である中居が、プライベート事情を明かす場面も。「家にある空気清浄機に、次々と赤いランプがつくのを消して回っている」「リビングとキッチンが一緒? ワンルームの間取りに衝撃を覚えた」など、あまりに赤裸々過ぎるトークに山里とノブは心配になり、ノブは「好感度が下がるのを恐れなさすぎる!」と絶叫。
さらに、小梅太夫に関する【悲報】を伝えていたはずが、「このスタジオにはスベリ知らずの“ノブ大夫(だゆう)”がいる!」という不思議な流れになり、ノブが「ちきしょー!!」ネタを披露することに。果たしてその結果は…。
収録を終えたノブは「めちゃめちゃ緊張してたんですよ。山ちゃんと中居さんは『ナカイの窓』からのゴールデンコンビのイメージだったので、優しくしていただいたのが【朗報】だったんですが、2人がすごすぎて、後半めちゃくちゃスベってます。そこのテープは買い取りたいくらい。でも、中居さんは司会でパス回しながら自分でドリブルもして、メッシみたいな動きするんですよ。で、(山里は)イニエスタでしょ? 俺はどうにか頑張ったんですけど、(キャプテン翼の)南葛の石崎の顔面ブロックの役しかできなかったです」と謙そん。
山里は「ずっと『ナカイの窓』を一緒にやってきたメンバーで集まってもう1回面白いことができて、中居さんと一緒に新しいことができたのが【朗報】です。【悲報】は新しく入ってきたノブさんがあんまりハマんなきゃいいなと思ったのに、ハマっちゃったことです」とコメント。
そして、中居は「新しい番組始める時って、ちょっと何日か前からストレスかかるんですけど、意外とスムーズにこれました」と感想を述べたが、収録が盛り上がってしまったために「“柔道の篠原さんのものまね”のくだりがなくて…。絶対やらしてくれるって言ってたのに」と、お披露目の機会がなかったことを残念がった。