アップルは、「iPadOS」を10月1日より提供開始する。iOSをベースにiPad向けの機能を強化しており、ホーム画面の刷新やマルチタスク機能の強化など、使い勝手の向上を図っている。10.2型の新iPad発表に合わせて、正式な配信日が明らかになった。
対応デバイスは以下の通り。
- iPad Pro(9.7インチ / 10.5インチ / 11インチ / 12.9インチ)
- iPad(第5 / 6 / 7世代)
- iPad mini 4 / iPad mini(第5世代)
- iPad Air 2 / iPad Air(第3世代)
既存のSlide OverとSplit Viewを強化し、複数のスペースで同じアプリの画面を開いて作業したり、Dockにあるアイコンをタップして、そのアプリを開いているすべてのスペースを見渡すExposéに対応。
ホーム画面にはウィジェットを固定でき、よく使う「今日」表示のウィジェットの情報を一目でチェックできる。そのほか、イラスト描画時のツールパレットのサイズ・配置変更機能を強化。また、Webサイトなどの画面全体を一枚のスクリーンショットに収めて、書き込んで共有もできる。macOS Catalinaを搭載したMacのサブ画面として機能する「Sidecar」も実装している。