女子バレーのワールドカップ2019が9月14日、開幕する。世界ランク6位(2019年1月1日時点)の日本は、横浜アリーナにて同10位のドミニカ共和国と対戦する。
4年に1度行われる同大会は、男女ともに各大陸から12チームの合計24チームが出場する五輪に匹敵する祭典で、総当たり1回戦で順位を決定する。女子は9月14日から29日まで、男子は10月1日から15日まで世界の強豪国とし烈な争いを繰り広げることになる。
14日に開幕する女子は、13大会連続13回目の出場。開催国としての地の利を活かし、メダル獲得を狙う。去る9月6日には大会に出場する代表選手15人が発表された。
2 古賀紗理那
3 岩坂名奈(※主将)
4 新鍋理沙
5 荒木絵里香
6 宮下遥
7 石井優希
11 鍋谷友理枝
12 佐藤美弥
13 奥村麻依
14 小幡真子
16 黒後愛
18 山岸あかね
21 長内美和子
24 芥川愛加
28 石川真佑
選出メンバーが最も多かったチームは、2019シーズンにリーグ優勝を果たした久光製薬スプリングス。岩坂、新鍋、石井の3選手が選ばれた。3度の五輪出場経験を持つ荒木絵里香選手や、前回のW杯に出場した宮下遥選手ら国際大会の雰囲気を知るメンバーや、女子U20世界選手権でMVPを獲得した石川真佑選手といったフレッシュな顔も選ばれた。
選ばれし15人をまとめあげる中田久美監督は「この大会で結果を残すことで東京2020オリンピックのメダルが見えてくる」と、今大会が東京2020への前哨戦になるとみている。注目の第一戦は、9月14日の19時20分に開始予定だ。