◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
助産師:浅井 貴子
大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。
アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。
妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。
赤ちゃんは朝起きたときや沐浴したあと、暑い季節など定期的に着替えが必要です。ベビー肌着は何枚あっても重宝しますよね。この記事ではベビー肌着の種類やおすすめのブランド、選び方などをご紹介します。赤ちゃんの肌にやさしくお世話しやすいベビー肌着を選んでください!
プレママ必見!
ベビー肌着が必要な理由と役割
生まれたばかりの赤ちゃんは、骨格や関節が未発達。その一方で、新陳代謝が活発で、寝ているだけでも大量の汗をかきます。また、肌は、刺激に弱いうえ、傷つきやすくとってもデリケートです。
そんな赤ちゃんの体温調節、汗取りの役割を果たしてくれるのがベビー肌着。自律神経の発達が未熟な赤ちゃんのため、熱い・寒いはママやパパの感覚で決めつけてしまうのではなく、赤ちゃんの様子を見ながら判断してあげましょう。
汗がたまると汗疹やかぶれの原因となるので、吸湿性の高い肌着で快適に過ごせるようにしてあげることも大切です。赤ちゃんとの生活はわからないことばかりですが、そんな時は落ち着いて赤ちゃんの細やかな意思表示を見逃さないようにママやパパがきちんと管理してあげれば大丈夫! 産後安心して育児ができるように、産前に肌着などの必要なものは用意しておくようにしましょうね。
ベビー肌着の選び方
ベビー肌着を選ぶときのポイントを解説します。月齢に合わせたタイプ、着せ方や脱がせ方がかんたんなタイプなど、肌着のなかにもさまざまな種類があるので参考にしてくださいね。
赤ちゃんの月齢に合わせてサイズを選ぶ
赤ちゃんの肌着はサイズが50~80まであります。赤ちゃんの月齢に目安にしてサイズを選びましょう。生まれたてなら50や50~60、生後3カ月ごろなら60、生後6カ月ごろなら70、1歳前後なら80がサイズの目安になります。
ただし、上記のサイズはあくまで目安です。赤ちゃんの体格には個人差があります。先に着る肌着を購入したいときは、少し大きめのサイズを選んでおくとよいでしょう。
短肌着、長肌着、コンビ肌着、ボディ肌着
目的に合わせて種類を選ぶ
ベビー肌着には短肌着、長肌着、コンビ肌着、ボディ肌着(ボディスーツ)の4種類があります。目的に応じたものを選びましょう。
短肌着|重ね着にも重宝する基本の肌着
短肌着は赤ちゃんが着用する基本的な肌着です。赤ちゃんの汗を吸い取るためのもので、生後3カ月ごろまで使用します。
腰のあたりまでの長さしかないため、オムツ替えがしやすいのが特徴です。基本的に重ね着して使いますが、夏なら短肌着1枚のみでも過ごせます。吐き戻しなどで汚れやすいので、多めに5~6枚用意しておくとよいでしょう。
長肌着|新生児期の体温調節に!
長肌着は短肌着よりも丈が長くなったもので、足の動きが少ない生後2カ月ごろまで使用します。1枚で着せても、短肌着と重ね着しても使えます。
一方、丈が長いため短肌着以外の肌着と重ね着がしづらくなっています。使用する期間も短いため、長肌着は用意しなくても大きな問題はありません。長肌着の代わりにコンビ肌着を使う人も多くなっています。
コンビ肌着|足を動かすようになるころに!
長肌着と同じくらいの丈で、またの部分にスナップボタンがついているのがコンビ肌着です。スナップボタンを留めれば肌着の裾がめくれません。足をよく動かすようになる生後3カ月以降の赤ちゃんのメインの肌着になります。
長肌着と同じように短肌着と重ね着して使うほか、ボディスーツとの重ね着もできます。長肌着よりも長い生後6カ月ごろまで使用できるのが特徴です。
ボディ肌着|おむつ替えもラクチン!
ボディ肌着(ボディスーツ)は、コンビ肌着と同じくまたの部分がスナップボタンになっています。グレコ、ロンパースなどとも呼ばれています。足をよく動かす生後3カ月ごろから、立ったり歩いたりするようになる1歳前後まで使用します。
ボディ肌着は前開きタイプと首からかぶるタイプがあります。前開きタイプはおむつ替えがしやすくなっています。かぶるタイプは首がすわってから使用できますが、赤ちゃんが座ったり立ったりするようになれば着替えがらくになります。デザインなどを選べば、2歳ごろまで使用できるボディ肌着もあります。
成長に合わせて打ち合わせのタイプを選ぶ
「打ち合わせ」とは、着物のように前で紐などで留めること。ベビー肌着には紐、スナップボタン、面ファスナー(マジックテープ)の3種類があります。赤ちゃんの成長に合わせて選ぶと、お世話や着替えがしやすくなります。
紐はサイズが調節しやすく、脱ぎ着もすばやくできるので新生児期に向いています。スナップボタンは赤ちゃんの肌に直接触れず、厚みがないので重ね着もしやすくなっています。
面ファスナー(マジックテープ)は着脱がすばやくできるため、よく動くようになった赤ちゃんのおむつ替えや着替えもスピーディにできます。
季節に合わせて生地を選ぶ
赤ちゃんの肌着は、一番肌がデリケートな時期に直接肌に触れるものなので、それぞれの素材、編み方の特徴を理解して選びましょう。
素材は綿(コットン)100%が一般的です。夏場は通気性と吸汗性にすぐれた天竺やガーゼ、冬には保温性と吸汗性にすぐれたパイルと使い分けるのもおすすめ。また、フライスは伸縮性がよく、保温性と吸汗性にもすぐれているのでオールシーズン使用することのできるすぐれもの。どの季節に生まれた赤ちゃんでも着れるので何枚か用意しておくといいでしょう。
フライス
ゴム編みといわれる生地の編み方をしていて、ゴムのように伸びたり縮んだりする生地が特徴です。リブ編みとも呼ばれています。
伸縮性に優れていて、ほどよく厚みがあって手触りがやわらかいため、普段使いにちょうどいい生地です。
天竺(てんじく)
木綿生地の平編みの商品です。もっとも基本的な編み方のひとつです。フライスよりも少し薄めの生地で乾きやすいのが特徴です。
ガーゼ
こちらもベビー服の定番の生地です。ガーゼ生地は、さらりとした肌触りと乾きやすさが魅力。生まれたばかりの赤ちゃんの肌着にぴったりです。
オーガニックコットン
オーガニックコットンとは、有機栽培された綿のこと。オーガニックコットンは、肌触りのよさが特徴です。やわらかくてからだに優しい肌触りのため、着心地のよさを求める人におすすめ。新生児向けの肌着によく使われています。
パイル
ふんわりとしていて暖かいのがパイルの特徴。いわゆるタオル生地です。厚手の商品が多く、あたたかいので冬場に活躍するでしょう。
赤ちゃん向けの縫製になっているかをチェック
赤ちゃんに安心して肌着を着せてあげられるように、確認しておきたいポイントがあります。
縫い目が表側になっている肌着は肌あたりがいい
赤ちゃんの肌は大人よりもデリケートです。少しの摩擦でキズがついてしまうので、縫い代が表側にあるかをチェックしておきましょう。縫い代のないほうに赤ちゃんの肌が当たるため、裏返しになっているように見えます。
縫製がていねいになっているものや、縫い合わせが平らになっているものなど、摩擦がおきにくい工夫のあるベビー肌着もあります。
縫製がていねいでタグが外側にあるものを選ぶ
赤ちゃんの皮膚の薄さは大人の約半分の薄さなので、縫い目やタグのこすれなどで赤くなってしまいます。よって、基本は縫い目やタグは肌着の外側についています。
また、縫い目も荒いか・こまかいかで、赤ちゃんが動いたときや洗濯後のほつれなども気になります。
ベビー肌着はタグが外側についていることが多いので、タグがどの位置についているか、赤ちゃんの肌に当たらないかなどを確認するようにしましょう。
出産祝いやプレゼント・ギフトにも!
べビー肌着のおすすめブランド
ベビー肌着はいろいろなメーカーやブランドから発売されています。ブランドごとの特徴をおさえて、ベビー肌着選びに役立てましょう。
PETIT BATEAU(プチバトー)
プチバトーは、120年の歴史があるフランスのベビー服ブランドです。
ベビー服だけでなく、子ども服や大人服も展開されていて種類も豊富なので兄弟や親子でもコーディネートを楽しめます。シンプルで、上品さの感じられるおしゃれなデザインが多く出産祝いにも人気です。
かぶりのタイプが多いので、購入するときはよく確認しましょう。
MiKiHOUSE(ミキハウス)
日本製にこだわっているベビー・キッズの大人気ブランドです。安心・安全を第一に生地にこだわっているので耐久性の強いものが多く、洗濯してもヨレにくいのが魅力。
カラフルなものやくまやウサギなどの動物のイラストが描かれているものが多く、赤ちゃんらしいかわいいデザインが人気を集めています。
Combi mini(コンビミニ)
安心で高品質なベビー用品で知られる日本メーカー『コンビ』が展開しているベビー服ラインです。コンビミニの肌着は着替えやすいつくりのものが多いのが特徴です。
優しい色づかいやパステルカラーのものが多く、男の子にも女の子にも合うデザインの肌着が多いのもうれしいポイントです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)