◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
編集者/プロダクトコンセプター:土居 輝彦

編集者/プロダクトコンセプター:土居 輝彦

1982年より株式会社ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。
1984年より同誌編集長。
2004年より同社編集局長。
2017年より同誌編集ディレクター。
その間、数々の雑誌を創刊。

FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。


「ラジオミール」「ルミノール」「ルミノール ドゥエ」「サブマーシブル」4つのシリーズが有名なパネライ。腕時計好きなら誰もが憧れるアイテムではないでしょうか?ここでは、パネライのおすすめと選び方のポイントについてご紹介します。ぜひチェックしてくださいね。

元『monoマガジン』編集長に聞く
パネライの腕時計の選び方

元『monoマガジン』編集長・土居輝彦さんに、パネライ腕時計を選ぶときのポイントを5つ教えてもらいました。一生モノの買い物にもなるパネライ腕時計ですので、理想の一本を探す参考にしてくださいね。

4つのシリーズから選ぶ

【エキスパートのコメント】

パネライの腕時計は、大きく次の4シリーズに分けられます。

・ラジオミール
・ルミノール
・ルミノール ドゥエ
・サブマーシブル

どのシリーズも丸みを帯びた四角形の「クッション型」と呼ばれるケース形状なのが特徴です。

パネライはデカ厚時計として広く認知されるようになりましたが、近年のトレンドである小型化、薄型化に合わせて、ルミノールをベースにしたルミノール ドゥエが、2016年に発表されています。よく知られているリューズプロテクターが付いているのが主要モデルであるルミノールとルミノール ドゥエ。

ルミノールのデザインを踏襲し、さらに逆回転ベゼルを配したダイバーズウォッチのサブマーシブル、リューズプロテクターがないものがラジオミールです。パネライの時計を購入するのであれば、これらの特徴を踏まえた上で、まずはどのシリーズを選ぶのか考えるといいでしょう。

手巻き・自動巻きのどちらを選ぶかも重要

出典:楽天市場

Panerai(パネライ)『ルミノール ドゥエ 3デイズ アッチャイオ 42MM(PAM00906)』

【エキスパートのコメント】

パネライの腕時計は、すべて機械式ムーブメントなので、手巻き・自動巻きのどちらであっても、ゼンマイの巻き上げ作業が必要になります。面倒と言われることも多い手巻きですが、実際に使ってみると「手のかかる子供ほど可愛い」もので、愛着が湧いてくることも。そのため、一概にどちらがいいとは言えません。

ただ、身につけることが多く、かつ巻き上げが面倒だと思われる方は、自動巻きの一択になるでしょう。手巻きでの巻き上げ作業は、まさに機械式時計ならではの醍醐味でもあります。こればかりは、選び方というよりも、どちらを選んだ方がより自分らしいのかを考えて選んでみてください。

大きさも印象を左右する

出典:楽天市場

44mmと大きめのケース径が存在感を放っています。ビジネスマンのよき相棒となるでしょう。

【エキスパートのコメント】

近年でこそ小径で薄型のモデルもラインナップされているパネライですが、元々は大きく厚いのが特徴だったこともあり、ケース径が48ミリという大きなものもあります。最小でもルミノール ドゥエの38ミリと、他ブランドと比べて全体的に大きめなサイズ感になっていますので、デザインや色などの見た目の印象、あるいは機能だけでなく、必ずケースサイズを意識しておきましょう。

ただし、ラジオミールにはラグ(ベルトを固定するために突出した部位)のないモデルがあり、ワイヤーループと呼ばれるストラップアタッチメントになっているため、ラグがあるモデルと比べると、同じサイズでも小さく見えるなんてことも。

可能な限り、実物を腕に乗せて、そのサイズ感を実感値としておさえておきましょう。念のために触れておきますが、48ミリや47ミリといったサイズは……、かなり大きいです。

ほしい機能が搭載されている商品を選ぶ

出典:Amazon

ダイビング時に必須の逆回転防止ベゼル付き。そのほか30気圧(300m)防水。

【エキスパートのコメント】

ケース形状に大きな違いのないパネライの腕時計ですが、元々イタリア海軍の要望に応じて腕時計を納入していただけのことはあり、ルミノール ドゥエ以外のシリーズでは、10気圧の防水性能(サブマーシブルは一部のモデルを除き30気圧)を確保しています。

ほかにもそれぞれのシリーズでストップウォッチ機能のあるクロノグラフや複数の時間帯を表示できるGMTなどの複雑機構をもつモデルがありますので、ほしい機能を整理して考えてみましょう。また、通常、クロノグラフのスタート/ストップボタンとリセットボタンはケースの右側にありますが、モデルによっては左側に配されているものもありますので、使いやすい方を選ぶことも可能。

海外への旅行や出張などが多い方で、パネライの腕時計を相棒にしたいと考えているなら、GMT機能があると便利です。

ケースの素材(色)やダイアル・ストラップの素材・色で選ぶ

出典:Amazon

ステンレス鋼は腐食に対する耐性をもつ合金鋼。

【エキスパートのコメント】

ほぼすべてのモデルがクッション型である以上、パネライの腕時計でケースサイズ以外に見た目の印象を大きく変えるのは、ケースの素材(色)と言えます。ドレッシーな装いを意識するならゴールド、スポーティな印象を目指すならセラミックやカーボンの黒、といった具合に、腕時計を身につける際の服装なども考慮しておきましょう。ただし、あえてハズすなど、オシャレ上級者の方は、この限りではありません。

また、ダイアルの色やストラップの素材と色も、印象を大きく変える要素になります。ストラップはシリーズによって偏りはありますが、洗練された上質な印象を与えてくれるアリゲーター、ラフで武骨な印象のカーフ、精悍(せいかん)な印象のケースと同じステンレス素材、スポーティーなラバー素材があります。アリゲーター、カーフ、ラバーは、色も複数用意されています。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)