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【この記事のエキスパート】
フルーツアドバイザー:原 詩織

フルーツアドバイザー:原 詩織

私が、こんなにもフルーツのとりこになったきっかけは、大田市場で仕入れたフルーツが本当に美味しく感動したことです。
こんなに美味しく感動するフルーツをもっといろいろな人に食べてもらいたい、伝えたいと思い、フルーツの勉強をしフルーツアドバイザーの資格をとりました。お客様へ美味しいフルーツを伝えるためにフルーツの知識を勉強していく中、フルーツはほかの食材にないすばらしい効能や、フルーツ自体のすばらしさを知りました。
フルーツを毎日食べるだけで、健康で元気に日々を暮らせていると実感しています。

■日本最大の青果市場「大田市場」勤務
■フルーツ定期宅配”果物の達人”バイヤー
■一般社団法人FRUIT LOVERS LIFE代表
■フルーツイベント主催「桃まつり」「苺まつり」「マンゴーまつり」「ぶどう・ワインまつり」


フルーツアドバイザーの原 詩織さんに、梨の選び方のポイントとおすすめの梨を教えていただきました。幸水、あきづき、秋麗、南水、二十世紀梨など、種類がたくさんあります。千葉県産、鳥取県産、熊本県産、長野県産など、全国各地のおすすめの梨を紹介しています。ショッピングサイトの売れ筋ランキングも参考にしてください。

フルーツアドバイザーに聞きました
梨を選ぶときのチェックポイント!

英語では歯触りの食感からサンド・ペア―(砂梨)と呼ばれる和梨。フルーツアドバイザーの原 詩織さんに、梨を選ぶときのポイントを教えてもらいました。具体的には以下になります。

【1】旬の時期と種類
【2】赤梨か青梨か
【3】品種ごとの食感
【4】重さ

それぞれ詳しくみていきましょう。

【1】旬の時期に合わせて種類を選ぶ

梨のおいしさは、シャキシャキとした食感と果肉のみずみずしさが特徴ですが、甘みは梨の品種によって変わってきます。

たとえば、幸水(こうすい)、あきづき、秋麗(しゅうれい)、南水(なんすい)はとくに甘みが強い品種であり、甘みを求める方におすすめです。また、梨は8月に入ると旬を迎えます。ちょうどお盆くらいに幸水や秋麗が旬となり、南水は晩生(ばんせい)の品種なので9月の終わりから10月に旬を迎えます。

甘みだけではなく酸味も好きな方は、豊水や二十世紀梨が甘みと酸味のバランスがよくおすすめです。

【2】赤梨か青梨で選ぶ

関東の梨のおもな生産地は千葉、茨城、栃木。関西では鳥取が収穫量が多い産地で、鳥取では二十世紀梨の生産量がNO.1です。

和梨には大きく分けて赤梨と青梨の2種類があります。赤梨と青梨の違いは見た目と味わい。それぞれの特徴をご紹介します。

皮の色が赤茶色の「赤梨」の特徴

赤梨はおもに関東圏で栽培が多い梨です。食感はやわらかめで、甘みが強いのが特徴ですが、品種によって味わいはさまざまです。

名前のとおり赤茶色をしていて、有名な品種としては幸水、豊水、新高(にいたか)、南水などがあります。

皮の色が緑色の「青梨」の特徴

青梨は関西圏で栽培が多い梨になります。青梨の食感はシャキシャキ感が強く、甘みと酸味のバランスがいいのがおもな特徴です。

青梨は二十世紀梨、かおり梨、秋麗(しゅうれい)などです。また、秋麗はおもしろい梨で、赤梨と赤梨の掛け合わせですが秋麗自体は青梨となります。

【3】品種ごとで食感の違いを楽しむ

出典:Amazon

JA全農とっとり 鳥取産『二十世紀梨』 シャキシャキ食感の二十世紀梨。ヒンヤリ冷やすと爽快感がアップします。

「梨の好きな点は?」というと、そのシャキシャキとした食感が好きだという方も多いと思います。食感は梨の品種によって違いがあり、シャキシャキ感がしっかりとしている品種は幸水、新高、南水、秋麗、かおり梨、二十世紀梨、あきづき。食感が少しやわらかめの梨は豊水(ほうすい)です。

品種にもよりますが、梨は置いておくと少しやわらかくなってくるので、やわらかめの食感が好きな方は少し置いておくか、豊水を選びましょう。

ゴリゴリとしっかりとした食感を楽しみたい方は新高、南水に加え、晩生の梨の愛宕梨(あたごなし)をおすすめします。梨は晩生の品種になるほど、シャキシャキ感が強くなります。

【4】どっしりとした重さのものを選ぶ

梨は夏や初秋など、暑い時期の水分補給にピッタリですね。品種の流れとしては、幸水→豊水→新高と変わっていきます。秋麗・かおり・新甘泉は、幸水・豊水の時期と同じくらいが旬です。南水は晩生の品種なので、新高と同じころに出回ります。

なお、梨はどっしりとして重たいものを選ぶのがおすすめ。梨はあまり日持ちがしないものが多いので、うるみ(半透明な果肉で、リンゴの蜜にあたる部分)が少なく新鮮なものを選ぶのがおいしい梨を選ぶときのポイントです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)