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【この記事のエキスパート】
管理栄養士/料理家:廣野 沙織
大学院にて料理の美味しさを科学的に追及する研究を行い、その傍らフリーランス管理栄養士としてレシピ開発や執筆活動、出張料理サービスなどに従事。
大学院修了後は活動の幅を広げ、食事指導やセミナー講演、外国人向けの料理教室、様々な食関連サービスの監修など行っている。
科学的に美味しく料理をつくるコツや原理、根拠のある食・栄養に関する情報発信を得意とする。
カレーをはじめとするインド料理や、エスニック料理など、さまざまな料理に使われるココナッツミルク。カリウムや鉄、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。この記事では、ココナッツミルクの選び方とおすすめ商品、定番レシピやドリンクとしての飲み方などをご紹介します。
スープやドリンクなどいろいろなレシピに!
ココナッツミルクとは?
カレーをはじめとするインド料理や、エスニック料理など、さまざまな料理に使われるココナッツミルク。とくにスパイスの強い料理に加えると、味わいをマイルドにしてくれます。
ココナッツミルクは、成熟したココナッツの種子にある胚乳を原料として作られたもので、カリウムや鉄、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。ベジタリアンやヴィーガンなどの間では、牛乳の代用品として使われることもあるようです。ぜひふだんの食事に取り入れてみてください!
栄養たっぷり!
ココナッツミルクの選び方
ここからは、ココナッツミルクの選び方をご紹介します。
液体かパウダーか、特徴別に使い分けよう
ココナッツミルクには、缶や紙パックなどに入った液体状のものと、水分を取り除いてパウダー状に加工されているものがあります。
液体状のものはそのまま料理に使えるので手軽ですが、開封後はあまり日持ちしないため、早めに使い切らなくてはいけません。一方、パウダー状のものは水で溶かす手間がありますが、開封後も比較的保存期間が長く、使いたい分だけ使えるというメリットが。
一度に使い切れる場合は液体状で問題ありませんが、少量ずつ使っていきたいという場合にはパウダー状をおすすめします。
白色にこだわらないなら無漂白の製品も
本来、ココナッツミルクは薄いグレー色をしていますが、市販のココナッツミルクのなかには製造過程で漂白することで白色にしているものがあります。
漂白されているものも、安全基準を満たしているので問題はありませんが、少しでも自然に近いものを選びたいという場合や、料理の色が気にならない場合には無漂白を選ぶとよいでしょう。
食品添加物の有無もチェック
市販のココナッツミルクには、増粘剤、乳化剤、酸化防止剤などの食品添加物が入っているものがあります。食品添加物は安全性が認められているものではありますが、気になる食品添加物がある方はチェックしてみてもよいでしょう。
ただし、これらは使いやすさや保存性を高めるために使われており、たとえば乳化剤はココナッツミルクの分離を防ぐのに役立っています。なめらかなデザートなどを作りたいときに、乳化剤無添加のココナッツミルクを使うと、分離して扱いづらいということもありますので、用途に合わせて食品添加物の有無を選ぶことが大切です。
缶入りや紙パックなどの容器の違いもチェック
液体状のココナッツミルクは缶に入って販売されているものが主流ですが、なかには紙パックに入っているものも。
メーカーや製品にもよりますが、一般に紙パックに入ったココナッツミルクは加熱殺菌時間が短く、風味が残りやすいといわれています。そのため、ココナッツミルクの風味をより強く味わいたい場合には、紙パックに入ったものがおすすめです。
また、紙パックは小さく畳んでごみに出せるため、缶に比べて後処理が楽なのもメリットのひとつです。
使用量に合った容量を選ぼう
ココナッツミルクは製品によって入っている量が異なり、また、同じメーカーでもサイズ違いで何種類か販売されている場合もあります。
とくに開封後日持ちしにくい液体状のココナッツミルクは、使い切れないとならないように、実際に使う量をイメージし、製品の容量も意識して選ぶとよいでしょう。
粉末状の商品は、比較的開封後も日持ちしますが、風味が飛んでしまったりするので、どれくらいの期間で使いきれそうか確認してみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)